特許
J-GLOBAL ID:200903004212921433
スクロール気体圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-211066
公開番号(公開出願番号):特開2001-041183
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 圧縮効率向上のための効果的なバイパス穴の配置構成を実現したものである。【解決手段】 吐出口30に最も近い第2圧縮室2bが吐出口30に開口した直後の状態で、バイパス穴39が旋回スクロールラップ13aによって第2圧縮室2bへの開口部が狭められないに配置された、ものである。この構成によれば、吐出口30に開通直後の第2圧縮室2bと吐出口30との間の通路が狭い状態でも、バイパス穴39の開口面積が狭められていないので、圧縮完了気体の一部を円滑に吐出室に排出させ、吐出口30に通じる圧縮室の過圧縮を回避して圧縮入力増加を防止することができる。
請求項(抜粋):
固定スクロールの一部をなす鏡板の一面に直立して形成された渦巻き状の固定スクロールラップに対して、旋回スクロールの一部をなすラップ支持円板上に直立し且つ前記固定スクロールラップに類似した形状の旋回スクロールラップを互いに噛み合わせて、両スクロール間に渦巻き形の一対の圧縮空間を形成し、前記固定スクロールラップの中心部に吐出室に通じる吐出口を設け、前記固定スクロールラップの外側には吸入室を設け、駆動軸と係合する前記ラップ支持円板と、前記固定スクロールを締結し且つ前記駆動軸を支持する本体フレームとに係合する前記旋回スクロールの自転阻止部材を介して、前記旋回スクロールが前記固定スクロールに対し公転運動を行うことによって、前記各圧縮空間が吸入側より吐出側に向けて連続移行する複数個の圧縮室に区画されて流体を圧縮すべく容積変化するスクロール圧縮機構を形成し、前記吐出口に最も近い一対の各圧縮室にそれぞれ開口し且つ他端が前記吐出室に通じるバイパス穴を前記鏡板に配置すると共に、前記バイパス穴を介して前記各圧縮室から前記吐出室へのみの流体排出を許容し且つ前記バイパス穴の出口側を開閉するバイパス弁を前記鏡板に設けると共に、前記各圧縮空間への給油手段を備えた構成において、 前記バイパス穴を構成するそれぞれのバイパス小孔の前記圧縮室への各開口部の大きさを、前記旋回スクロールラップの先端に設けた渦巻き状溝に遊合状態で配置された渦巻き状のシール部材の摺接部幅より小さく設定し、前記それぞれのバイパス小孔の前記圧縮室への前記各開口部は、前記シール部材によって、常時、完全に閉塞されない位置に配置されたスクロール気体圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311
, F04C 29/10 311
, F04C 29/10 331
FI (3件):
F04C 18/02 311 X
, F04C 29/10 311 N
, F04C 29/10 331 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭59-192880
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特開昭61-283783
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スクロール圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-107447
出願人:三洋電機株式会社
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