特許
J-GLOBAL ID:200903004222821909

放電灯

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320691
公開番号(公開出願番号):特開平10-134768
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【目的】 放電灯のガラスフリットとイオン化充填物との反応を回避し、点灯中のちらつきを低減すること。【構成】 発光管に熱膨張係数が近似する絶縁性部材を、発光管端部内壁と導電部材との間隙に介在させているため、発光管端部内壁に囲まれる空間容積を可及的に小さくすることができ、よってシール材先端とイオン化充填物との接触面積を可及的に小さくしてこれらの反応を最小限にとどめることができる。また、絶縁性部材外周と前記端部内壁との小間隙に、その中途部までのみ発光管外部からシール材を延在させることにより、放電空間からシール材先端を遠ざけることができ、シール材先端部の絶対温度を下げてその溶出を低減できる。さらに、絶縁性部材外周と端部内壁との小間隙のシール材が存在しない部分が、放電灯点灯時にイオン化充填物が凝集しない寸法に設定されているため、放電灯点灯中に未蒸発のイオン化充填物が時々ガス化し、点灯がちらつくような問題が生じない。
請求項(抜粋):
内部に放電空間を形成する中央部と開口を形成する端部を有する発光管と、前記放電空間内で放電に寄与し、放電灯点灯時にはガス状態となるイオン化充填物と、前記端部内壁に間隙を残して囲まれた導電部材とを備え、この導電部材を介して発光管外部と放電空間を電気的に導通させてなる放電灯において、前記発光管に熱膨張係数が近似する絶縁性部材を前記間隙に介在させ、この絶縁性部材外周と前記端部内壁との小間隙に、その中途部まで発光管外部からシール材を延在させるとともに、前記小間隙の前記シール材が存在しない部分は、放電灯点灯時に前記イオン化充填物が凝集しない寸法に設定されることを特徴とする放電灯

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