特許
J-GLOBAL ID:200903004226827154

表示装置の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288242
公開番号(公開出願番号):特開平8-146916
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 マトリクス型表示装置の駆動装置において、表示素子へ電圧を印加して充電する時及びその電荷を放電させる時にスパイクが発生するのを防止する。【構成】 複数のローラインLROWとカラムラインLCOLとをEL発光層を挟んで配置したELパネルを駆動する際、各ラインに夫々逆極性の電圧を印加するためのトランジスタTR12及びTR23を同時にオンして1ローライン毎に所望のEL素子Snmを発光させ、その後は接地用トランジスタTR13及びTR22を同時にオンして素子の電荷を放電させる装置において、カラムライン側の電圧印加経路L1,L4及び接地経路L2,L3に、表示画素数に応じて抵抗値が変更される可変抵抗手段(抵抗器R1〜R8,スイッチ素子SW1〜SW4)を設ける。この結果、各ラインでの充放電時の電圧変化(時定数)の差を常に小さくさせて、何れかのラインに大きなスパイクが発生するのを防止できる。
請求項(抜粋):
駆動電圧の印加によって光学的特性が変化する表示層と、該表示層の片面に互いに平行に配設された複数の走査電極と、該表示層の他面に該走査電極と直交するよう互いに平行に配設された複数のデータ電極とからなり、上記データ電極と上記走査電極との各交点に画素が形成されたマトリクス型表示装置に設けられ、上記走査電極及びデータ電極に夫々所定の電圧を印加して画像を表示させる表示装置の駆動装置であって、上記複数の走査電極に接地電位を基準とする所定の走査電圧を所定の走査タイミングで順次印加すると共に、1走査電極分の電圧印加を終了すると、当該走査電極を接地して走査電圧の印加された画素から電荷を放電させる走査電圧供給手段と、上記走査タイミングに同期して外部から順次入力される1走査電極分の表示データに基づき、表示すべき画素を形成するデータ電極に接地電位を基準とし且つ上記走査電圧とは逆極性の所定の表示電圧を印加して、上記走査電圧が印加された走査電極にて形成される各画素の表示・非表示を制御すると共に、該1走査電極分の表示制御を終了すると、上記表示電圧を印加したデータ電極を接地して表示電圧の印加された画素から電荷を放電させる表示電圧供給手段と、上記1走査電極分の表示制御実行毎に、上記表示電圧供給手段が上記表示電圧を印加する画素数を検出する表示画素数検出手段と、上記走査電圧供給手段及び表示電圧供給手段の少なくとも一方において上記電極に至るまでの電流経路の各々に設けられた可変抵抗手段と、上記表示画素数検出手段により検出された画素数に基づき上記可変抵抗手段の抵抗値を設定して、上記走査電極及びデータ電極の電圧変化の差を小さくさせる抵抗値設定手段と、を備えたことを特徴とする表示装置の駆動装置。
IPC (2件):
G09G 3/30 ,  G09G 3/20

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