特許
J-GLOBAL ID:200903004229930460

上向流スラツジブランケツト式の排水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289955
公開番号(公開出願番号):特開平5-123692
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 嫌気性微生物により有機性排水を処理する上向流式スラッジブランケット法の処理装置として、処理水側に固体成分の流出を少なくすることができる気液分離機構を、従来に比べて簡単な構造によって提供する。【構成】 処理槽1の上部に、水中では固体成分の通過を阻止し気体中ではガスの通過を自由に許すように、長繊維束を厚み方向に重ねた状態で並列に引き揃えてスクリーン4を形成し、これを処理槽内の水面の一部を水面下から水面上に渡って囲むように張設し、このスクリーン4で囲まれた水域に処理水の抜き出し手段を設けた。これにより、スクリーン4で固体成分が濾過された処理水を抜き出すことができる。
請求項(抜粋):
嫌気性微生物のグラニュール汚泥層が充填されている処理槽と、この処理槽のグラニュール汚泥層下側から未処理排水を供給する排水供給手段と、処理槽の上部に設けられて、グラニュール汚泥層を上向して通った水に含まれる気体を水から分離するための気液分離手段と、該気液分離された水を処理槽から取り出す処理水取り出し手段とを備えた上向流スラッジブランケット式の排水処理装置において、上記の気液分離手段は、多数の長繊維を厚み方向にも重複する状態で並列に引揃えて構成したスクリーンを、上記処理槽内の水面の一部を水面下から水面上に渡って囲むように張設することで形成され、上記処理水取り出し手段は、このスクリーンで囲まれた水域に設けられていることを特徴とする上向流スラッジブランケット式の排水処理装置。
IPC (4件):
C02F 3/28 ,  C02F 3/08 ,  C02F 9/00 ,  C02F 11/04

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