特許
J-GLOBAL ID:200903004230678503

薄鋼板の高疲労強度隅肉溶接継手およびその隅肉溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-302275
公開番号(公開出願番号):特開2004-136313
出願日: 2002年10月16日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】安価な材料で溶接金属の低温変態膨張を実現させ、隅肉溶接継手の疲労強度向上が実現できる方法及び継手を提供する。【解決手段】溶接止端部を有する薄鋼板の隅肉溶接継手において、板厚が1.0〜4.0mmで、かつ、引っ張り強度が570MPa以上である鋼板と、溶け込み深さが該鋼板の板厚の1/2以下であり、オーステナイトからマルテンサイトまたはベイナイトに変態開始する温度が400°C以下250°C以上である溶接金属を有する溶接部からなり、該溶接部の溶接ビードのスタート部分とクレーター部分の端部から少なくとも10mm以上の範囲にわたって溶接止端部が該鋼板表面より0.03mm以上かつ板厚の1/4以下へこんでいることを特徴とする高疲労強度隅肉溶接継手。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
溶接止端部を有する薄鋼板の隅肉溶接継手において、板厚が1.0〜4.0mmで、かつ、引っ張り強度が570MPa以上である鋼板と、溶け込み深さが該鋼板の板厚の1/2以下であり、オーステナイトからマルテンサイトまたはベイナイトに変態開始する温度が400°C以下250°C以上である溶接金属を有する溶接部からなり、該溶接部の溶接ビードのスタート部分とクレーター部分の端部から少なくとも10mm以上の範囲にわたって溶接止端部が該鋼板表面より0.03mm以上かつ板厚の1/4以下へこんでいることを特徴とする高疲労強度隅肉溶接継手。
IPC (6件):
B23K9/23 ,  B23K9/02 ,  B23K31/00 ,  C22C38/00 ,  C22C38/04 ,  C22C38/58
FI (6件):
B23K9/23 A ,  B23K9/02 D ,  B23K31/00 G ,  C22C38/00 301B ,  C22C38/04 ,  C22C38/58
Fターム (8件):
4E001AA03 ,  4E001CA02 ,  4E001DA05 ,  4E001DG04 ,  4E081AA08 ,  4E081BA05 ,  4E081DA06 ,  4E081DA12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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