特許
J-GLOBAL ID:200903004232777045

固体自由形状造形において高粘度の造形材料を使用するためのリコーティングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-182670
公開番号(公開出願番号):特開2003-053847
出願日: 2002年06月24日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 三次元物体を形成する固体自由形状造形装置において、粘度の高いペースト状の造形材料を層状に塗布する方法。【解決手段】最初に、低粘度状態を確立するために粘度変更物質が造形材料中に混入され、その造形材料が作業表面上に層状に供給される。その後、粘度変更物質は、好ましくは蒸発により造形材料から取り除かれ、層が選択的に硬化されて、三次元物体が形成される。この方法は、固体自由形状造形技術において、高粘度の材料の均一な層を塗布しようとする際の、下方の層に印加されるせん断応力の望ましくない効果を実質的に排除する。この方法では、高粘度のペースト状の材料の使用が可能であり、かかる材料は、50重量%以上の金属、セラミック、鉱物またはポリマーの粉末を含み得る。好ましくは、結合剤は、三次元物体形成のために選択的に硬化される光硬化性樹脂または熱硬化性材料である。
請求項(抜粋):
固体自由形状造形装置において、三次元物体を形成するために造形材料を層状に塗布するシステムであって、前記造形材料を前記装置に供給する手段と、第1の粘度値を有する低粘度状態を確立するために、前記造形材料に粘度変更物質を混入する手段と、前記造形材料の層を形成するために、前記造形材料が前記低粘度状態にある間において、前記装置によって作業表面に前記造形材料を塗布する手段と、前記造形材料の前記層からの前記粘度変更物質の除去を行い、前記造形材料の前記層において高粘度状態を確立することにより、前記造形材料の前記層を転移させる手段であって、前記粘度変更物質の前記除去が、前記高粘度状態にある前記造形材料の前記層の上に前記低粘度状態にある前記造形材料の別の層を塗布する際に、前記高粘度状態にある前記造形材料の前記層へのせん断応力の伝播が実質的に防止されるのに十分な量の除去である手段と、前記三次元物体を形成するべく硬化された状態を確立するために、前記造形材料の前記層の所定の部分を硬化する手段を備えたシステム。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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