特許

J-GLOBAL ID：200903004236588069

改良された寸法安定性を有する誘電発泡成形品

発明者： 中山 直樹
出願人/特許権者： アキレス株式会社
代理人 (1件)： 萼 経夫 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-098658
公開番号（公開出願番号）：特開2001-279014
出願日： 2000年03月31日
公開日（公表日）： 2001年10月10日
要約：

【要約】【課題】アンテナ、レーザー反射器等用の誘電体材料として寸法安定性をもち、温度変化による比誘電率の変化の小さい、軽量な、複合誘電発泡体を提供する。【解決手段】スチレン系基材樹脂よりなる発泡体に誘電体セラミックスが好ましくは該基材樹脂との合計量に基づき5〜50重量%の量で、実質的に均一に分散されている誘電発泡成形品であって、該発泡成形品の比誘電率は1.0〜2.0であり、誘電正接は0.005以下であり、嵩比重は0.3〜0.04g/cm3であり、該発泡成形品に残存している発泡剤の量が3重量%以下で、かつ該発泡成形品を50°Cのオーブン中に100日間放置したときの該発泡成形品の寸法変化率は、放置前と比較して-0.5%〜0%であることを特徴とする寸法安定性を有する誘電発泡成形品。上記スチレン系基材樹脂は、低分子量のポリオレフィン樹脂を該基材樹脂の総量に基づいて0.1〜10重量部含むものが好ましい。

請求項（抜粋）：

スチレン系基材樹脂よりなる発泡体に誘電体セラミックスが実質的に均一に分散されている誘電発泡成形品であって、該発泡成形品の比誘電率は1.0乃至2.0の範囲の値を有し、誘電正接は0.005以下の値を示し、そして嵩比重は0.3乃至0.04g/cm3の値であり、さらに該発泡成形品に残存している発泡剤の量が3重量%以下であり、かつ、該発泡成形品を50°Cのオーブン中に100日間放置したときの該発泡成形品の寸法変化率は、放置前と比較して-0.5%乃至0%であることを特徴とする寸法安定性を有する誘電発泡成形品。

IPC (5件)：

C08J 9/14 CET ,  C08K 3/24 ,  C08L 25/04 ,  H01B 3/00 ,  H01B 3/44

FI (6件)：

C08J 9/14 CET ,  C08K 3/24 ,  C08L 25/04 ,  H01B 3/00 A ,  H01B 3/44 K ,  H01B 3/44 P

Fターム (51件)：

4F074AA16 ,  4F074AA17 ,  4F074AA24 ,  4F074AA32 ,  4F074AC22 ,  4F074AC23 ,  4F074BA36 ,  4F074BA37 ,  4F074BA39 ,  4F074BA40 ,  4F074BA44 ,  4F074BA53 ,  4F074CA21 ,  4F074CA23 ,  4F074CA31 ,  4F074CA34 ,  4F074CA38 ,  4F074CA49 ,  4F074DA02 ,  4F074DA22 ,  4F074DA47 ,  4F074DA59 ,  4J002BB022 ,  4J002BB122 ,  4J002BC021 ,  4J002DE186 ,  4J002FD320 ,  5G303AA04 ,  5G303AA10 ,  5G303AB06 ,  5G303AB07 ,  5G303AB20 ,  5G303BA11 ,  5G303CA01 ,  5G303CA09 ,  5G303CB03 ,  5G303CB06 ,  5G303CB17 ,  5G303CB25 ,  5G303CB32 ,  5G303CB35 ,  5G305AA09 ,  5G305AA20 ,  5G305AB09 ,  5G305AB10 ,  5G305AB27 ,  5G305BA14 ,  5G305CA02 ,  5G305CB28 ,  5G305CC11 ,  5G305CD04

引用特許：

審査官引用 (4件)

• アンテナ用誘電体レンズ及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-161006   出願人：株式会社村田製作所
• 特開昭54-158468
  
• セラミックス入り発泡性樹脂粒子の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-125331   出願人：積水化成品工業株式会社
• 耐熱性発泡樹脂粒子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-157969   出願人：アキレス株式会社