特許
J-GLOBAL ID:200903004243076456

再使用のため故紙の紙料を製造する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-181311
公開番号(公開出願番号):特開平5-214688
出願日: 1992年07月08日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】故紙再生に際し、懸濁液中の懸濁物の篩分けをより正確に精度を上げる。【構成】最初にパルプ化されクリーニングされた紙料が小さい不純物粒子及び残留する微粉とともに供給懸濁液の液体成分の大半を含む第1の懸濁液の分級物及び第2の懸濁液の分級物として所定の長さより長い繊維の実質的に全てを保持する所定のメッシュ寸法の連続的に移動するメッシュベルト25を通して濾過により分別される。それからこれらの2つの分級物は第1の分級物を漂白し第2の分級物から微粉を回収することによって別個に処理され、その後に微粉及び第1の分級物がそれ以後の処理及び使用のために再結合せしめられる。
請求項(抜粋):
異なる長さの紙繊維からなり紙を形成する繊維より寸法の大きいものと小さいものとの両方の軽い、及び重い非繊維不純物粒子を含む故紙製品から脱インクされた製紙用紙料を製造する方法にして、(a)故紙製品を水中でパルプ化して長い繊維及び短い繊維と軽い不純物粒子及び重い不純物粒子とを含む繊維質及び非繊維質の材料の懸濁液を形成することと、(b)上記希釈された懸濁液をスクリーニングして大きい方の上記不純物粒子を除去し繊維質成分及び小さい方の上記不純物粒子を保持することと、(c)所定の長さより長い上記繊維の実質的に全てを固体成分が実質的に増大した第1の懸濁液の分級物として保持する所定のメッシュ寸法のメッシュベルトを連続的に移動させることにより生成したスクリーニングされた懸濁液を濾過し、第2の懸濁液の分級物としての上記スクリーニングされた懸濁液の液体成分の大半とともに上記所定の長さより短い繊維及び上記より小さい不純物粒子を通過させることと、(d)上記第2の懸濁液の分級物をフローテーション処理してそれから非繊維成分を除去するとともに繊維成分を保持することと、(e)上記第1の懸濁液の分級物を漂白処理することと、(f)その後に上記分級物を再結合させることと、の各ステップからなることを特徴とする製紙用紙料を製造する方法。
IPC (4件):
D21C 5/02 ,  B03B 5/00 ,  B03D 1/14 ,  D21D 5/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-120186
  • 特開昭63-021994

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