特許
J-GLOBAL ID:200903004251214396

極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209576
公開番号(公開出願番号):特開平7-062437
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明により、良好な鉄損特性を有する一方向性電磁鋼板を製造することができる。【構成】 重量でC:0.10%以下、Si:2.5〜7.0%ならびに通常のインヒビター成分を含み、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に熱延板焼鈍を施し、最終圧下率60%以上の最終冷間圧延を含む、1回あるいは中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施し、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、上記最終冷間圧延に際し、少なくとも1回以上の途中板厚段階において鋼板に100°C以上の温度範囲で1分以上の時間保持する熱処理を与え、かつ最終板厚まで圧延されたストリップを脱炭焼鈍する直前に50°C/秒以上の加熱速度で700°C以上の温度へ加熱処理することを特徴とする極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量でC:0.10%以下、Si:2.5〜7.0%ならびに通常のインヒビター成分を含み、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に熱延板焼鈍を施し、最終圧下率60%以上の最終冷間圧延を含む、1回あるいは中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施し、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、上記最終冷間圧延に際し、少なくとも1回以上の途中板厚段階において鋼板に100°C以上の温度範囲で1分以上の時間保持する熱処理を与え、かつ最終板厚まで圧延されたストリップを脱炭焼鈍する直前に50°C/秒以上の加熱速度で700°C以上の温度へ加熱処理することを特徴とする極めて低い鉄損をもつ一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16

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