特許
J-GLOBAL ID:200903004251635588

石灰スラッジの熱処理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-524323
公開番号(公開出願番号):特表平9-510428
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】紙パルプの製造中に苛性化処理によって形成された石灰スラッジ(CaCO3)の熱処理方法及び設備。石灰スラッジは、キルンからの高温排気ガスによって第1の処理段階で乾燥されかつ粉砕され、そして第2の処理段階で予熱される。第2の処理段階の温度が、400°C乃至600°Cの範囲内にある所定温度を超えないようにするために、第2の処理段階での予熱のために排気ガス中で利用できるエネルギーの量と予熱すべき材料中の蓄積したエネルギーの量との間の関係を調整する。
請求項(抜粋):
紙パルプの製造中に苛性化工程によって形成される石灰スラッジ(CaCO3)の熱処理方法において、 第1の処理段階の湿り石灰スラッジの流れを、キルンで発生した高温排気ガスによって乾燥微粉生成物(CaCO3)に変え、引き続いて、乾燥微粉生成物を排気ガスから分離し、しかる後、第2の処理段階で、同じくキルンで発生した高温排気ガスによって予熱し、引き続いて、乾燥微粉生成物を排気ガスから分離し、そして焼成した石灰(CaO)の形成のためにキルンに差し向け、第2の処理段階での予熱用の排気ガス中の利用できるエネルギーの量と予熱すべき材料に蓄積したエネルギーの量との間の関係を、調整するので、第2の処理段階の温度が、400°乃至600°の範囲内にある所定温度を超えないように調整することを特徴とする石灰スラッジの熱処理方法。
IPC (2件):
C04B 2/10 ,  F27B 7/20
FI (2件):
C04B 2/10 ,  F27B 7/20

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