特許
J-GLOBAL ID:200903004255213548

表面被覆サーメット製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199148
公開番号(公開出願番号):特開平6-017229
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 表面被覆サーメット製切削工具を提供する。【構成】 鉄族金属のうち1種または2種以上からなる結合相形成成分と、残りが組成式:TiC、TiN、TiCN、または(Ti、M)(CN)(ただし、Mは、Ta、Nb、V、Zr、W、Mo、Crのうちの1種以上)で表される硬質分散相形成成分からなる組成を有するサーメット基体表面に、平均層厚:0.5〜5μmのTiC、TiN、TiCNの内の1種以上の硬質層を被覆してなる表面被覆サーメット製切削工具において、前記サーメット基体は、基体表面から5μmの深さ位置から内部に向かって20μmに亘る表層部の硬質分散相形成成分粒子の平均粒径が2〜5μmの範囲内にあり、それより内部の硬質分散相形成成分粒子の平均粒径が2μmよりも小さい組織を有する表面被覆サーメット製切削工具。
請求項(抜粋):
鉄族金属のうち1種または2種以上からなる結合相形成成分:1〜30重量%と、残りが組成式:TiC、TiN、TiCN、または(Ti、M)(CN)(ただし、Mは、Ta、Nb、V、Zr、W、Mo、Crのうちの1種または2種以上)で表される炭化物、窒化物、炭窒化物および複合炭窒化物のうちの1種または2種以上からなる硬質分散相形成成分(以下、単に硬質分散相形成成分という)からなる組成を有するサーメット基体表面に、平均層厚:0.5〜5μmの炭化チタン、窒化チタンおよび炭窒化チタンの内の1種の単層または2種以上の複数層からなる硬質層を被覆してなる表面被覆サーメット製切削工具において、前記サーメット基体は、基体表面から5μmの深さ位置から内部に向かって20μmに亘る表層部の硬質分散相形成成分粒子の平均粒径が2〜5μmの範囲内にあり、それより内部の硬質分散相形成成分粒子の平均粒径が2μmよりも小さい組織を有することを特徴とする表面被覆サーメット製切削工具。
IPC (4件):
C23C 14/06 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C22C 29/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-131803
  • 特開平1-287246

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