特許
J-GLOBAL ID:200903004258398018

スロット割り当て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000493
公開番号(公開出願番号):特開平9-187065
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】TDMA通信方式においてマルチスロットを割り当てる際に、複数スロット割り当ての呼損率を下げる。【解決手段】TDMA通信方式において、少数スロットの割り当て要求発生の際に、多数スロット割り当て可能なスロットを潰さないように、割り当て可能なスロットに、優先順位を与える参照テーブルを参照してスロット割り当てを行う。
請求項(抜粋):
時分割多元接続通信方式を採用し、端末と基地局との交信スロットを割り当てる際に、通信容量が小さい交信には1フレーム中に1スロットを、また通信容量の大きな交信には1フレーム中に複数スロットを割り当てることで様々な通信容量の交信に対応できる通信システムにおいて、過去最新のキャリヤセンスによって調査したスロット使用状況と各周波数について空きスロット数を計数した計数結果を蓄積手段に記録しておき、前記計数結果からNスロット以上の空きがあって該計数結果が最も小さい周波数を検索する第1ステップと、前記第1ステップで検索した周波数内で該スロット使用状況において空きである任意のスロットを割り当て候補スロットとする第2ステップと、前記第2ステップで決まった割り当て候補スロットのキャリヤセンスを実施し、該蓄積手段に記録された該スロット使用状況と該計数結果を更新する第3ステップと、前記第3ステップのキャリヤセンスの結果、割り当て候補スロットが空きであればそのスロットに通話チャネル割り当てを行い該蓄積手段に記録された該スロット使用状況と該計数結果を更新する第4ステップと、前記第3ステップのキャリヤセンスの結果、割り当て候補スロットが空きでなければ、前記第1ステップに制御を移す第5ステップと、前記第1ステップで検索した結果、割り当て可能なスロットをもつ周波数がない場合には端末に対して割り当て拒否を通達する第6ステップからなる流れで通話チャネルのスロット割り当てを行うことを特徴とするスロット割り当て方法。

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