特許
J-GLOBAL ID:200903004259472246
塩化物浴からの脱銅電解法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-309878
公開番号(公開出願番号):特開平9-125280
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 陰極電流効率の低下と、電解電圧の上昇、および電解槽内温度が上昇する欠点を解消し、低コストで安定的に余剰銅を銅粉として除去し得る方法を提供することを目的とするものである。【解決手段】 銅を含有するニッケルマットを銅とニッケルとを含有する溶液中に懸濁して塩素を吹き込んでニッケル、銅などの有価金属を浸出して得られた塩化物溶液を電解液として銅を電解採取する方法において、電解槽に給液する電解液のニッケル濃度を100〜180g/リットル、銅濃度を30〜40g/リットルとし、pHを0〜2.0とすることによって目的を達し得た。【効果】 アノードボックスの隔膜の目詰まりによる電解電圧上昇、これに付随する液温の上昇、配管の詰まりなどを防止でき、高電流効率で脱銅電解操業の維持を可能にし得るなど顕著な効果が認められる。
請求項(抜粋):
銅を含有するニッケルマットを銅とニッケルとを含有する溶液中に懸濁し、塩素を吹き込んで有価金属を浸出して得られた塩化物溶液を電解液として銅を電解採取する方法において、電解槽に給液する電解液のニッケル濃度を100〜180g/リットル、銅濃度を30〜40g/リットルとし、pHを0〜2.0とすることを特徴とする塩化物浴からの脱銅電解法。
前のページに戻る