特許
J-GLOBAL ID:200903004267866679
帯域推定方法およびそれを適用したATM交換装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-266445
公開番号(公開出願番号):特開2000-101579
出願日: 1998年09月21日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 セル廃棄のない低使用率において、トラヒック交流の状況に応じて適切に、目標セル損失率を満足させるATM仮想パスの出力帯域容量を効率的に設定することができない。【解決手段】 本発明のATM交換装置は、仮想パス毎の出力セル送出待ちバッファ111〜113と、観測周期T毎に、各出力セル送出待ちバッファ111〜113への到着セル数の累計を計数する到着セル数計数部130と、観測周期T毎の観測時刻での出力セル送出待ちバッファ111〜113のキュー長を計数するキュー長計数部140と、これらの計数部(130,140)の計数結果に基づき、キュー長の長さに応じて仮想的なキュー長閾値を設定した場合のキュー長閾値超過頻度回数を求め、このキュー長超過頻度回数および到着セル数に基づいてキュー長分布を求めて、現在のセル損失率を求め、目標とするセル損失率を満足させる出力帯域容量を求める帯域推定部121とを具備する。
請求項(抜粋):
ATM交換装置におけるATM仮想パスでの目標セル損失率を満足させる出力帯域容量を求める帯域推定方法において、予め設定された観測周期T毎に、仮想パスに対応する出力セル送出待ちバッファ内に溜まっているセル数(キュー長)を計数して記憶手段に記憶し、該記憶手段に記憶したキュー長の計数結果に基づき、上記出力セル送出待ちバッファにキュー長の長さに応じて設定されるキュー長閾値を超えた回数(キュー長閾値超過頻度回数)を求め、該キュー長閾値超過頻度回数と上記観測周期T毎に計数された出力セル送出待ちバッファへの到着セル数とに基づきキュー長分布を求め、該キュー長分布に基づき現在のセル損失率を求め、該現在のセル損失率に基づき上記目標セル損失率を満足させる出力帯域容量を求めることを特徴とする帯域推定方法。
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