特許
J-GLOBAL ID:200903004277323835

射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-179260
公開番号(公開出願番号):特開平8-039632
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 成形材料の材質や製造ロットの相違、使用する射出成形装置や金型が相違しても、射出条件を適切なタイミングで切り替え、充填不足や充填過大(バリ漏れ)などの充填不良を防止することができ、しかも一次射出時間の短縮を図ることができる射出成形装置を提供すること。【構成】 射出開始位置から予備位置S<SB>x </SB>までは、射出圧力が最大P<SB>MAX </SB>となるように制御し、予備位置S<SB>x </SB>からは、スクリューの移動速度が一定V<SB>1</SB> となるように制御し、保圧への切り換えタイミングを、現在のスクリュー速度V<SB>t </SB>が、予め設定された充填完了前でのスクリュー速度V<SB>S1</SB>より所定量V<SB>X </SB>以下か否か(V<SB>t</SB><(V<SB>S</SB>1-V<SB>X </SB>))で判断し、その場合に、保圧制御に切り換える。
請求項(抜粋):
金型(7)と、前記金型(7)の注入口にノズル(4)が押し当てられる押出機(1)と、前記押出機(1)の内部で、ノズル(4)方向に所定圧力で移動することにより、前記ノズル(4)から溶融状態の成形材料を所定の射出圧力で前記金型(7)内に射出する射出スクリュー(3)と、前記射出スクリュー(3)の位置(S,S1 ,Sx )を検出する位置センサ(5)と、前記スクリュー(3)を前記ノズル(4)方向に所定圧力で移動させる駆動手段(2)と、前記射出スクリュー(3)の移動速度(Vt )を検出する手段と、前記位置センサ(5)により検出された前記射出スクリューの位置(S)が予め設定された充填直前位置(S1 )に達したときの前記射出スクリューの移動速度(VS1)と、予め設定された速度変化量(VX )とに基づいて保圧への切替えタイミングを判断する保圧切り換え判断手段と、前記射出スクリューの位置(S)が、前記充填直前位置(S1 )より所定間隔前の予備位置(Sx )を過ぎたか否かを判断する位置判断手段と、射出開始位置から前記予備位置(Sx )までは、射出圧力が最大となるように制御し、前記予備位置(Sx )からは、スクリューの移動速度が一定となるように制御し、前記保圧切り換え判断手段で、保圧への切り換えタイミングを判断した場合に、保圧制御となるように、前記駆動手段(2)を制御する制御手段とを有する射出成形装置。
IPC (3件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/57 ,  B29C 45/77

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