音声認識装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：永田武三郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-149549
公開番号（公開出願番号）：特開平8-320698
出願日： 1995年05月23日
公開日（公表日）： 1996年12月03日
要約：

【要約】【目的】音声認識処理において騒音対策により歪みを受けた音声パターンに対してマルチテンプレート方式により認識性能を改善した音声認識装置の提供。【構成】音声認識装置1は騒音対策部400を有している。また、音声認識装置1は辞書部300’を有し、これは騒音のない環境下で発声した音声パターンから3つの辞書S,N,Eを有している。辞書Sは騒音のない環境を考慮した辞書、辞書Nは環境騒音を考慮した辞書、辞書Eは環境騒音下で騒音対策を施した際に音声に及ぼす歪を考慮した辞書である。音声認識時には3つの辞書それぞれについて類似度を計算し、辞書S,N,Eのそれぞれに対して入力パターンとの類似度を計算した結果をS1,S2,S3とする。なお、音声認識装置1に入力する音声パターンには騒音対策が施される。α,βは周囲の騒音レベルにより決まる定数であり、0<α<1、0<β<1とすると、類似度の最終結果Sは次式により決まる。S=(1-β)[αS1+(1-α)S2]+βS3

請求項（抜粋）：

予め登録されている音声パターン辞書を有し、入力音声信号と、前記各音声パターン辞書中の各音声パターンとのマッチングにより認識処理を行う音声認識装置であって、入力信号中の所定レベル以上の騒音成分を除去する騒音成分除去手段と、前記音声パターン辞書の一つとして、上記騒音成分除去手段による騒音成分除去に伴う音声信号の歪みに対応した各音声パターンを含む歪み是正辞書と、を有することを特徴とする音声認識装置。

IPC (3件)：

G10L 3/02 301 , G10L 3/00 521 , G10L 9/00

FI (3件)：

G10L 3/02 301 D , G10L 3/00 521 L , G10L 9/00 F

引用特許：

審査官引用 (7件)

音声認識方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平3-230570 出願人：沖電気工業株式会社
音声認識装置及び方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-212180 出願人：クラリオン株式会社
特開平3-276196

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