特許
J-GLOBAL ID:200903004282383102

ディスクサブシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130883
公開番号(公開出願番号):特開平10-320131
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 一時的なノイズ、一過性の振動などの原因に基づく故障予知の誤判定を防止する。【解決手段】 HDD31は、コマンドの実行に伴うリトライ回数(エラー発生回数)等をログ情報として収集しメモリ45に記憶させる制御回路42を有し、コントローラ32は、実行時間測定回路41が測定したコマンド実行時間及び上記ログ情報を記録するエラーメモリ34及びデータメモリ35と、故障原因毎に、故障に至るまでに発生しうるエラーの発生比率をモデル化したエラーパターンを予め保持する故障パターンテーブル36とを有し、故障パターン判定回路37によりログ情報に基づくエラー集計結果が上記エラーパターンに類似していると判定され、かつ、エラーレート比較回路40によりログ情報から算出した危険度係数を乗算したエラーレートがスレッシュホールド値を越えたときに故障の兆候有りと判断する。
請求項(抜粋):
データを記録するハードディスクドライブと、ホストシステムからの命令を受けて前記ハードディスクドライブに対してディスクアクセスのためのコマンドを発行するコントローラと、を有し、前記コマンド実行中に前記ハードディスクドライブが取得するエラー情報、データ転送量等のログ情報に基づき前記ハードディスクドライブの故障の兆候を検出し予知した故障発生の通知を行うディスクサブシステムにおいて、前記コントローラは、前記ハードディスクドライブで発生しうる故障原因毎に、故障に至るまでに発生しうるエラーの発生比率をモデル化したエラーパターンを予め保持する故障パターンテーブルと、コマンドの発行に伴い収集されたログ情報を記録するログ情報履歴記憶手段と、前記ログ情報履歴記憶手段に保持されたログ情報に基づくエラー集計結果が前記故障パターンテーブルに設定したいずれかのエラーパターンに類似しているかどうかの判定を行う故障パターン判定手段と、前記ログ情報履歴記憶手段に保持されたログ情報に基づきエラーレートを算出するエラーレート算出手段と、前記エラーレート算出手段が算出したエラーレートと予め設定されたスレッシュホールド値との比較を行うエラーレート比較手段と、を有し、比較した前記エラー集計結果と前記エラーパターンが類似していると判定され、かつ、算出したエラーレートが前記スレッシュホールド値を越えた場合に前記ハードディスクドライブの故障の兆候有りと判断することを特徴とするディスクサブシステム。
IPC (3件):
G06F 3/06 304 ,  G06F 3/06 305 ,  G06F 12/16 330
FI (3件):
G06F 3/06 304 P ,  G06F 3/06 305 F ,  G06F 12/16 330 D

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