特許
J-GLOBAL ID:200903004285243719

潰瘍性結腸炎、原発性硬化性胆管炎、および1型自己免疫性肝炎のための区別的アッセイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501255
公開番号(公開出願番号):特表平11-507130
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】本発明は、潰瘍性結腸炎、原発性硬化性胆管炎、または1型自己免疫性肝炎の核周辺抗好中球細胞質抗体の存在または非存在を検出および測定するための方法およびキットに関する。本発明の方法およびキットは、潰瘍性結腸炎、原発性硬化性胆管炎、および1型自己免疫性肝炎を診断するための安全かつ信頼性の高い手段を提供する。潰瘍性結腸炎および原発性硬化性胆管炎の核周辺抗好中球細胞質自己抗体に反応性の抗原もまた提供される。
請求項(抜粋):
サンプル中の1型自己免疫性肝炎に関連する核周辺抗好中球細胞質抗体(p-ANCA)の存在を検出する方法であって、以下の工程: (a)固定好中球と、サンプルおよび検出可能な2次抗体とを、好中球、p-ANCA、および検出可能な2次抗体の免疫複合体を形成させるのに適切な条件下で接触させる工程であって、 ここで、該固定好中球の細胞DNAは、核または細胞の形態の顕著な消失を伴わずにDNaseにより消化されており、そして ここで、該検出可能な2次抗体が、p-ANCAのクラス決定部分に特異的である、工程; (b)結合していない2次抗体を該免疫複合体から分離する工程;および (c)コントロールに比較して該複合体の染色パターンを検出する工程であって、 ここで、該コントロールは、固定好中球の細胞DNAがDNaseにより消化されていない該固定好中球を用いて本方法を繰り返した結果であり、そして ここで、該サンプルにおける顆粒状細胞質染色パターンの存在および該コントロールにおける核周辺染色パターンは、該サンプルにおける1型自己免疫性肝炎と関連するp-ANCAの存在を示す、工程、を包含する、方法。
IPC (2件):
G01N 33/564 ,  G01N 33/53
FI (2件):
G01N 33/564 Z ,  G01N 33/53 N

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