特許
J-GLOBAL ID:200903004289574361

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-016612
公開番号(公開出願番号):特開平9-212022
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 ヒートローラに連れ回されるプレスローラのスリップを防止する。【解決手段】 軸方向に貫通する多数個の孔付きの弾性体6を主体として形成されたプレスローラ4の周面に、少なくとも最大通紙幅PWMAX 以上の幅の保護層7と、最大通紙幅PWMAX を越えた部分に形成された高摩擦領域8とを設ける。弾性体6の孔の変形によりプレスローラ4の弾性変形量が増大してニップ幅が広くなり、高速通紙時の定着性が向上する。この反面、弾性体6の孔の内部に滞る空気がヒートローラ3の発熱により膨張してニップ幅が狭くなっても、プレスローラ4の周面に形成された高摩擦領域8によってヒートローラ3とプレスローラ4との間に充分な摩擦力が生じ、高速通紙時にもプレスローラ4のスリップが防止される。したがって、プレスローラ4のスリップにより生ずる用紙ジャムを確実に防止することができる。
請求項(抜粋):
発熱手段を備え、駆動部に駆動されて回転するヒートローラと、多数個の孔が軸方向に貫通するローラ状の弾性体を主体として形成され、前記ヒートローラに当接して従動回転するプレスローラと、このプレスローラの周面に少なくとも最大通紙幅以上の幅で設けられた前記多孔質弾性体よりも耐久性に優れた保護層と、前記プレスローラの周面の前記最大通紙幅を越えた部分に形成された前記保護層よりも摩擦係数が大きい高摩擦領域と、を備えることを特徴とする定着装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102 ,  F16C 13/00
FI (3件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102 ,  F16C 13/00 A

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