特許
J-GLOBAL ID:200903004290212317
符号化装置及び復号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094278
公開番号(公開出願番号):特開平6-311045
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 情報源シンボルの予測符号化あるいはその復号化を行う際に、処理速度の向上できる符号化・復号化装置を提供する。【構成】 LPSあるいはMPSに応じた新たな有効領域幅および領域の境界値を所定ビット数シフトするバレルシフタ5i、5kを有する。選択器5cは新たな有効領域幅を選択し、第1のバレルシフタ5iに出力する。一方、選択器5jは新たな領域の境界値を選択し、第2のバレルシフタ5kに出力する。ビット位置検出器5hは選択器5cから出力される新たな有効領域幅を監視し、正規化処理を行う場合のビット数を検出する。第1のバレルシフタ5i、第2のバレルシフタ5k、符号レジスタ5fはビット位置検出器5hで求められたビット数に基づいてシフト処理及び符号処理を1クロックで行う。
請求項(抜粋):
情報源の出力シンボル系列からそのシンボル出現確率を推定して、数直線上でそれに応じた有効領域分割を行ってこのシンボル系列を算術符号化する符号化装置において、数直線上の有効領域幅を記憶する第1のレジスタと、発生頻度が大きいと想定されるシンボル(優性シンボル:MPS)の領域幅を計算する第1の演算手段と、数直線上の有効領域の境界値を記憶する第2のレジスタと、発生頻度が小さいと想定されるシンボル(劣性シンボル:LPS)に対応する領域とMPSの領域の境界値を計算する第2の演算手段と、発生シンボルがMPSかLPSかによって新たな有効領域幅を選択する第1の選択手段と、発生シンボルがMPSかLPSかによって新たな有効領域の境界値を選択する第2の選択手段と、第1の選択手段からの新たな有効領域幅を受けて最上位の“1”あるいは“0”の位置を検出するビット位置検出手段と、ビット位置検出手段からの出力に応じて第1の選択手段からの新たな有効領域幅をシフトして第1のレジスタへ出力する第1のバレルシフタと、ビット位置検出手段からの出力に応じて第2の選択手段からの新たな有効領域の境界値をシフトして第2のレジスタに出力するとともにオーバーフローしたデータを出力する第2のバレルシフタと、この第2のバレルシフタからのオーバーフローしたデータ出力を受けて符号出力を生成する符号生成手段を備えたことを特徴とする符号化装置。
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