特許

J-GLOBAL ID：200903004294935429

新規変異株及びそれを用いるグリセリンの製造方法

発明者： 谷口 肇 ,  佐々木 堯 ,  春見 隆文 ,  貝沼 圭二 ,  西田 清隆 ,  若生 勝雄 ,  落合 敏郎 ,  川口 嶽 ,  小田 恒郎
出願人/特許権者： 農林水産省食品総合研究所長 ,  日研化学株式会社
代理人 (1件)： 久保田 藤郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-349436
公開番号（公開出願番号）：特開平5-153982
出願日： 1991年12月09日
公開日（公表日）： 1993年06月22日
要約：

【要約】【構成】 生育pH範囲がpH2.5〜7.0であり、且つ培養時に副生するマンニトールの量が主生成物であるグリセリンの1/15以下(濃度比)であることを特徴とする人工変異株トルロプシスsp.SN-7678菌株(微工研菌寄第12502号)並びに該トルロプシスsp.SN-7678菌株(微工研菌寄第12502号)を、発酵性糖類を含む培地に接種して好気的に培養し、培養液からグリセリンを分離、採取することを特徴とするグリセリンの製造方法。【効果】 本発明の新規変異株SN-7678株は、発酵性糖類からのグリセリンへの変換率(対糖収率)が極めて高く、かつマンニトール等の副生物の産生が著しく少ないという特性を有している。そのため、本菌株を用いることにより、グリセリンの商業的な発酵生産が可能である。

請求項（抜粋）：

生育pH範囲がpH2.5〜7.0であり、且つ培養時に副生するマンニトールの量が主生成物であるグリセリンの1/15以下(濃度比)であることを特徴とする人工変異株トルロプシスsp.SN-7678菌株(微工研菌寄第12502号)。

IPC (3件)：

C12P 7/18 ,  C12N 1/16 ,  C12R 1:88