特許
J-GLOBAL ID:200903004295086166

黒鉛成形体用ニードルコークスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横倉 康男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-231129
公開番号(公開出願番号):特開2000-053971
出願日: 1998年08月04日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 単純なプロセスのもとで高強度且つ大粒子の黒鉛電極成形体用ニードルコークスを製造する方法を提供する。【解決手段】 ロータリーキルンに装入された生コークスを、ロータリーキルン内部でか焼して、黒鉛成形体用ニードルコークスを製造する一連の工程に於いて、生コークス組織表面の固定炭素組成物とロータリーキルンの相応部位の気相酸素とが直接反応して生コークス組織表面温度が急激に上がり、生コークス組織内部温度と格差を発生する生コークス温度域に相応するロータリーキルン気相部に、可燃性液体もしくは可燃性液体と可燃性微粒固体の混合物のいずれかの可燃物を吹き込み燃焼させることで、気相酸素濃度を気相酸素と生コークス表面の固定炭素組成物との間の燃焼反応で発生する生コークス組織内外の温度差が生コークス組織の崩壊を生起させない領域まで低下させることを特徴とする高強度且つ大粒な黒鉛成形体用ニードルコークスの製造方法。
請求項(抜粋):
ロータリーキルンに装入された生コークスが、ロータリーキルン内部で加熱されて、その揮発分を失いつつ炭素化され、塊及びもしくは粒としての強度を高めて黒鉛成形体用ニードルコークスにか焼される一連の工程に於いて、生コークス組織表面の固定炭素組成物とロータリーキルンの相応部位の気相酸素とが直接反応して生コークス組織表面温度が急激に上がり、生コークス組織内部温度と格差を発生する過程に於いて気相酸素と生コークス表面の固定炭素組成物との反応で発生する組織内外の熱歪みが組織自体の崩壊を招き、黒鉛成形体用ニードルコークスの組織強度及び粒度の低下を生起させる生コークス温度域に相応するロータリーキルン気相部に、可燃性液体もしくは可燃性液体と可燃性微粒固体の混合物のいずれかの可燃物を吹き込み燃焼させることで、気相酸素濃度を気相酸素と生コークス表面の固定炭素組成物との間の燃焼反応で発生する生コークス組織内外の温度差が生コークス組織の崩壊を生起させない領域まで低下させることを特徴とする高強度且つ大粒な黒鉛成形体用ニードルコークスの製造方法。
IPC (2件):
C10B 57/12 ,  C01B 31/04 101
FI (2件):
C10B 57/12 ,  C01B 31/04 101 A
Fターム (5件):
4G046AA02 ,  4G046AB02 ,  4G046AB05 ,  4G046EA01 ,  4G046EB09

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