特許
J-GLOBAL ID:200903004295445000

耐時効性に優れた軟質冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-179254
公開番号(公開出願番号):特開2002-003947
出願日: 2000年06月15日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 BがNに対して当量以上に添加されたB添加低炭素鋼により延性を維持しつつ耐時効性に優れた冷延鋼板を得る。【解決手段】 C:0.01〜0.05%、Si:0.1%以下、Mn:0.5%以下、S:0.03%以下、P:0.03%以下、Al:0.04%以下、N:0.004%以下、BをNに対して原子比で1以上含有し、残部がFeからなる成分組成の鋼を、熱間圧延後660°C以下で巻き取り、酸洗した後、50%以上の圧延率で冷間圧延し、次いで700°C以上800°C以下の温度で連続焼鈍し、該焼鈍後100°C/秒以上の冷却速度で冷却した後、式 T(°C)=500-(t-3)×30(但し、t:過時効処理時間(分))で示すT°C以上530°C以下の温度で過時効処理を開始し、該過時効処理中は10°C/分以上30°C/分以下の冷却速度で徐冷するとともに、過時効処理時間を3分以上7分以下とすることを特徴とする。
請求項(抜粋):
実質的に、C:0.01〜0.05mass%、Si:0.1mass%以下、Mn:0.5mass%以下、S:0.03mass%以下、P:0.03mass%以下、Al:0.04mass%以下、N:0.004mass%以下、BをNに対して原子比で1以上含有し、残部がFeからなる成分組成の鋼を、熱間圧延後660°C以下で巻き取り、酸洗した後、50%以上の圧延率で冷間圧延し、次いで700°C以上800°C以下の温度で連続焼鈍し、該焼鈍後100°C/秒以上の冷却速度で冷却した後、下記(1)式で示すT°C以上530°C以下の温度で過時効処理を開始し、該過時効処理中は10°C/分以上30°C/分以下の冷却速度で徐冷するとともに、過時効処理時間を3分以上7分以下とすることを特徴とする耐時効性に優れた軟質冷延鋼板の製造方法。T(°C)=500-(t-3)×30 ... (1)但し t:過時効処理時間(分)
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 1/26 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (4件):
C21D 9/46 G ,  C21D 1/26 E ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/06
Fターム (15件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA15 ,  4K037EA18 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EB08 ,  4K037FE02 ,  4K037FF02 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ05 ,  4K037FK03 ,  4K037FL02

前のページに戻る