特許
J-GLOBAL ID:200903004296506002

変速機における潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-019377
公開番号(公開出願番号):特開2009-180281
出願日: 2008年01月30日
公開日(公表日): 2009年08月13日
要約:
【課題】変速ギヤにより潤滑油が撹拌されることによる動力損失を減少させ、潤滑を必要とする箇所に潤滑油を集中して供給して潤滑の効率を高める。【解決手段】複数の回転軸15〜17と、複数組の変速ギヤ対21a,21b〜23a,23bが設けられる変速機ケーシング10内の底部に収容された潤滑油を、変速ギヤによりはね上げて各部をはねかけ潤滑する。変速機ケーシング10内の上部に、はね上げられた潤滑油を受け入れて貯留するオイルパン30を設け、その底壁30aには各変速ギヤ対のほゞ真上となる各位置に給油穴32〜34を開口する。各給油穴を開閉する各弁体36〜38は、動力を伝達するように選択された1組の変速ギヤ対のほゞ真上に位置する給油穴を解放するようにシフトフォーク28,29と連動して作動される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
変速機ケーシング内に入力軸と出力軸を含む複数の回転軸を設け、この複数の回転軸の間に設けられてそれらを連結する複数組の変速ギヤ対のうちからシフトフォークにより1組の変速ギヤ対を選択することにより変速比を切り換えて前記入力軸から出力軸に動力を伝達し、前記変速機ケーシング内の底部に収容された潤滑油を下部に位置する変速ギヤによりはね上げて前記変速機ケーシング内の各部をはねかけ潤滑する変速機における潤滑構造において、 前記変速機ケーシング内の上部に前記変速ギヤにより前記変速軸と平行な前記変速機ケーシングの縦側壁に沿ってはね上げられた潤滑油を受け入れて貯留するオイルパンを設け、このオイルパンの底壁には前記各変速ギヤ対のほゞ真上となる各位置に給油穴を開口するとともにこの各給油穴を開閉する弁体を設け、前記各弁体は動力を伝達するように選択された前記1組の変速ギヤ対のほゞ真上に位置する前記給油穴を解放するように前記シフトフォークと連動して作動するよう構成されたことを特徴とする変速機における潤滑構造。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16N 7/02
FI (3件):
F16H57/04 J ,  F16N7/02 ,  F16H57/04 N
Fターム (17件):
3J063AB02 ,  3J063AC03 ,  3J063BA11 ,  3J063CA01 ,  3J063CB13 ,  3J063CC10 ,  3J063CD41 ,  3J063XD03 ,  3J063XD12 ,  3J063XD17 ,  3J063XD33 ,  3J063XD42 ,  3J063XD62 ,  3J063XD72 ,  3J063XE15 ,  3J063XE16 ,  3J063XF14

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