特許
J-GLOBAL ID:200903004299984312

電気自動車の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-006211
公開番号(公開出願番号):特開平7-212913
出願日: 1994年01月25日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 液圧制動制御に係る電力消費を低減する。【構成】 差圧を発生させるためのリニアソレノイドの駆動電流を、必要制動トルクとモータ発生可能最大制動トルクのうち小さい方に応じて設定する(108〜114)。必要制動トルクがモータ発生可能最大制動トルクより小さい場合(108,112)、駆動電流値、ひいては開弁圧が必要制動トルクに追従して変化するため、この駆動電流により生じる電力消費が必要最低限に低減される。
請求項(抜粋):
搭載に係る電気自動車の車両駆動用モータから電力を回生することにより回生制動力を発生させる回生制動手段と、加わっている液圧から設定液圧値を減じた値に相当する液圧制動力を発生させる液圧制動手段と、を備え、液圧制動手段に加わっている液圧が、供給される駆動電流の値に対応した設定液圧値を越えていない状態では、当該液圧制動手段により液圧制動力の発生を阻止する制動装置を制御する制動制御装置であって、車両駆動用モータからの電力回生能力に相当する最大回生制動力を車両操縦者からの要求制動力と比較する手段と、比較の結果最大回生制動力が要求制動力より小さいとされた場合に、回生制動力を最大回生制動力に制御すると共に、最大回生制動力に対応する値の駆動電流を液圧制動手段に供給する手段と、比較の結果要求制動力が最大回生制動力より小さいとされた場合に、回生制動力を要求制動力に制御すると共に、要求制動力の値の変化に追従してその値が変化する駆動電流を液圧制動手段に供給する手段と、を備えることを特徴とする制動制御装置。

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