特許
J-GLOBAL ID:200903004300387994

車両用空気タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-047062
公開番号(公開出願番号):特開2000-247109
出願日: 2000年02月24日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 ゴム混合物の温度をベルト近くの範囲において効果的に低下させることができる車両用空気タイヤを提供する。【解決手段】 本発明は、特に有用車両のための車両空気タイヤ1に関する。実質的に、パターン条溝の底7と、少なくとも1個のパターン条溝4の条溝側面10の隣接する部分のすぐ近くにおいてのみ、熱伝導しやすいゴム混合物8が設けられ、このゴム混合物が少なくとも、パターン条溝4の底7とベルト補強部6の半径方向外側層9との間の空間に実質的に充填され、ゴム混合8は車両用空気タイヤ1の新しい状態で道路に接触せず、およびまたは少なくとも一方のタイヤショルダーの範囲内に熱伝導しやすいゴム混合物が設けられ、このゴム混合物の少なくとも一部がトレッドの下方にあるベルト補強部に連結され、道路に接触せず、そして軸方向に、場合によってはタイヤ本体の軸方向外側まで延びている。
請求項(抜粋):
空気を通さない内層と、車両用空気タイヤの頂点領域からサイドウォールを経てビード領域まで達し、そこで引張り強度を有するビードコアに巻付けることによって固着されている、強度担体を含むゴム引きカーカスと、半径方向外側に位置する、パターン条溝4を有するトレッドと、ゴム引きの金属製強度担体を含み、ゴムトレッドとカーカスの間にある少なくとも1つのベルト層を備えたベルト補強部と、例えばバンデージのような他の普通の構成部材とを備えた、特に有用車両のための車両用空気タイヤにおいて、実質的に、パターン条溝の底(7)と、少なくとも1個のパターン条溝(4)の条溝側面(10)の隣接する部分のすぐ近くにおいてのみ、ゴム混合物(8)が設けられ、このゴム混合物が少なくとも、パターン条溝(4)の底(7)とベルト補強部(6)の半径方向外側層(9)との間の空間に実質的に充填され、ゴム混合物(8)が車両用空気タイヤ(1)の新しい状態で道路に接触せず、ゴム混合物の熱伝導度が、その周りのトレッド(5)のゴム混合物の熱伝導度よりも少なくとも5%だけ高く、およびまたは少なくとも一方のタイヤショルダーの範囲内にゴム混合物(8′)が設けられ、このゴム混合物の少なくとも一部がトレッド(5′)の下方にあるベルト補強部(6′)に連結され、道路に接触せず、そして軸方向に、場合によってはタイヤ本体の軸方向外側まで延び、ゴム混合物(8′)の熱伝導度が、その周りのゴム混合物の熱伝導度よりも少なくとも5%だけ高いことを特徴とする車両用空気タイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/00 ,  B60C 1/00
FI (3件):
B60C 11/00 A ,  B60C 11/00 D ,  B60C 1/00 A

前のページに戻る