特許
J-GLOBAL ID:200903004304270161

呼吸器の状態の音響検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河宮 治 ,  石野 正弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-533730
公開番号(公開出願番号):特表2004-512066
出願日: 2001年10月01日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
患者の呼吸器系の状態を検出するための診断方法を提供する。この方法では、患者の胸部・肺での音の発生やその伝播の特徴を、基準音の特徴及び/又は所定のしきい値と比較分析した上で、患者に異常な呼吸器の状態が存在するかどうかを決定する。本方法では、患者内の呼吸器の状態と相互に作用し、胸壁にぶつかる音波や振動を処理する。その音波や振動は、患者(12)の口及び気管内に音波を放射するスピーカー(20)によって生成されても、また、固有の音であってもよい。その代わりには、患者(12)の胸壁を叩いて音波・振動を生成する方法も採用される。上記音波の処理(38)においては、この診断方法は、高及び低周波数帯域内のエネルギー値,信号の時間遅延及び又は優位周波数を用いてエネルギー比を算出し、その算出値を所定の基準しきい値と比較して、患者内の特定の呼吸器の状態をあらわす出力を生成する。
請求項(抜粋):
身体内の呼吸器の状態を検知する方法であって、該方法が、 上記身体の第1の部位に音波を発するステップと、 上記発せられた音波を第1の電気信号に変換するステップと、 上記呼吸器の状態と干渉し、上記身体の第2の部位にぶつかる音波から生じる振動を受信するステップと、 受信した振動を第2の電気信号に変換するステップと、 第1及び第2の電気信号を用いて、上記呼吸器の状態を示す数値を算出するステップと、を有していることを特徴とする方法。
IPC (1件):
A61B5/08
FI (1件):
A61B5/08
Fターム (2件):
4C038SV05 ,  4C038SX07

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