特許
J-GLOBAL ID:200903004308219810

エンジンの蒸発燃料パージ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-074150
公開番号(公開出願番号):特開平10-266908
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 蒸発燃料を吸気系に供給する蒸発燃料パージバルブの流量特性変化を学習して正確なエバポパージ制御を行うことができる蒸発燃料パージ制御装置を得ること。【解決手段】 エンジンの蒸発燃料パージ制御装置は、エンジン動作状態が予め設定されている定常状態でかつパージバルブが非動作状態である場合にパージバルブに対して所定速度で所定のデューティ値を強制的に増加入力する。そして、強制増加入力によって空燃比が変化するまでのバルブ動作開始所要時間を計測し、計測したバルブ動作開始所要時間を用いて無効デューティ値を算出する。これにより、パージバルブに出力する最終デューティ値を算出し、正確なパージ制御を行う。
請求項(抜粋):
燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を蓄えるキャニスタと、該キャニスタとエンジンの吸気通路に設けられたスロットル弁の下流側とを連通し途中にパージバルブを有するパージ通路と、エンジン動作状態に応じて前記パージバルブの開閉制御のためのデューティ値を設定するデューティ値設定手段と、前記デューティ値の増減に基づいて前記エンジンに供給される蒸発燃料のパージ量を増減調整するパージ量調整手段とを有するエンジンの蒸発燃料パージ制御装置において、前記エンジン動作状態が予め設定されている定常状態でありかつ前記パージバルブが非動作状態であるか否かを判定する学習条件判定手段と、前記エンジンが前記定常状態でありかつ前記パージバルブが非動作状態である場合に、前記パージバルブに対してデューティ値を所定速度で強制的に増加するように入力するデューティ値増加入力手段と、前記エンジンの排気通路に設けられ空燃比を検出する空燃比センサと、前記空燃比センサにより検出される空燃比の変化に基づいて前記デューティ値増加入力手段がデューティ値の強制的な増加入力を開始してから前記パージバルブが実際に開動作を始めるまでのバルブ動作開始所要時間を計測するタイマ手段と、前記バルブ動作開始所要時間と前記デューティ値増加入力手段によるデューティ値の増加入力速度とを用いて前記パージバルブが開動作を行うことができないデューティ値である無効デューティ値を算出する無効デューティ値算出手段とを有し、前記パージ量調整手段は、前記エンジン運転状態に応じて設定されたデューティ値に前記算出した無効デューティ値を付加したデューティ値に基づいて前記パージ量の増減調整をすることを特徴とするエンジンの蒸発燃料パージ制御装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 340
FI (4件):
F02M 25/08 301 H ,  F02D 41/02 325 J ,  F02D 41/14 310 H ,  F02D 45/00 340 C

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