特許
J-GLOBAL ID:200903004310835057

音源分離装置、音源分離装置用のプログラム及び音源分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-107844
公開番号(公開出願番号):特開2007-279517
出願日: 2006年04月10日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】ブラインド音源分離処理を行うに当たり、マイクロホンに対する音源の位置が移動する場合でも、特定の音源に対応する分離信号を特定の出力端を通じて出力させることができる(音源の追跡ができる)こと。【解決手段】人音声判別部27が、第1出力チャンネルOp1i各々を通じて出力される所定時間長分ごとの分離信号y1iが人の音声信号であるか否かを判別し、周波数解析部24が、人の音声信号であると判別された分離信号y1iに対して周波数解析計算を行い、これにより各分離信号y1iの周波数の特徴量を算出し、さらにその特徴量の変遷の自動評価により、分離信号y1iの入れ替わり状態を判別する。さらに、出力バッファ22により、分離信号y1iの入れ替わり判別の結果に基づいて、第1出力チャンネルOp1iを通じて出力されるいずれの分離信号y1iを、第2出力チャンネルOp2iのいずれを通じて出力するかを切り替える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の音響空間に複数の音源と複数の音声入力手段とが存在する状態で該音声入力手段各々を通じて逐次入力され、前記音源各々からの音源信号が重畳された複数の混合音声信号に対し、ブラインド音源分離処理を施すことによって前記音源信号に対応する複数の分離信号を逐次生成するとともに、該複数の分離信号各々を複数の第1の出力端各々を通じて出力する手段を備えた音源分離装置であって、 前記第1の出力端各々について、所定の記憶手段に一時記憶された所定時間長分ごとの前記分離信号が人の音声信号であるか否かを判別する人音声判別手段と、 前記人音声判別手段により人の音声信号であると判別された前記分離信号について、その特徴量を算出して所定の記憶手段に一時記憶させる特徴量算出・記録手段と、 前記特徴量算出・記録手段により一時記憶された前記特徴量の変遷を自動的に評価することにより前記第1の出力端各々を通じて出力される前記分離信号の入れ替わり状態を判別する信号入れ替わり判別手段と、 前記信号入れ替わり判別手段による判別結果に基づいて、前記第1の出力端を通じて出力されるいずれの前記分離信号を、1又は複数の第2の出力端のいずれを通じて出力するかを切り替える出力切替手段と、 を具備してなることを特徴とする音源分離装置。
IPC (5件):
G10L 21/02 ,  G10L 11/04 ,  H04R 1/40 ,  G10L 11/00 ,  H04R 3/00
FI (5件):
G10L21/02 201D ,  G10L11/04 ,  H04R1/40 320Z ,  G10L11/00 402L ,  H04R3/00 320
Fターム (1件):
5D020BB07
引用文献:
審査官引用 (2件)

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