特許
J-GLOBAL ID:200903004311498763

微量液体秤取構造及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-120288
公開番号(公開出願番号):特開2006-263695
出願日: 2005年03月22日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】 マイクロデバイス内において複数の液体を混合でき、かつ混合した液体を定量的に秤取することのできる微量液体秤取構造及び方法を提供する。【解決手段】 流路Iに第1の液体を導入して流路IIIの構造内を液で満たし、その後空気を導入することで流路Iに残存する第1の液体を取り除く。その後第2の液体を流路Iに導入すると、流路IIIの構造内の部分IIIaが部分的に小さくなっているため、第2の液体は部分IIIaの手前で第1の液体と交換される。再び空気を導入して流路Iに残存する第2の液体を取り除き、さらに強い圧力で流路Iに空気を導入すると、流路IIIの内部に秤取されている第1の液体と第2の液体は、流路IVを介して流路Vに押し出すことができる微量液体秤取構造及び方法を利用する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
所定の方向に延長される流路I及び流路IIと、流路Iの流路壁における開口部に接続され、かつ幅、深さ、径などのいずれかのスケールのうち、少なくとも1つが小さくなっている部分IIIaを有する流路IIIと、前記流路IIIに接続され、かつ前記流路IIIと比較して幅、深さ、径などのいずれかのスケールのうち、少なくとも1つが前記流路IIIにおける部分IIIaよりも小さく、かつ流路IIの流路壁における開口部と接続された流路IVを有する流路構造を用い、まず、前記流路Iに第1の液体を導入することで、前記流路Iと前記流路IIIを第1の液体で満たし、その際、前記流路IIIと前記流路IVの接続部、前記流路IVの内部、または前記流路IVと前記流路IIの接続部のいずれかにおいて、前記第1の液体が止まり、続いて、前記流路Iに空気を導入することで、前記流路Iに残存する前記第1の液体を取り除き、前記流路III内に一定量の液体を秤取し、その後、前記流路Iに第2の液体を導入することで、前記流路Iの流路壁に接続する前記流路IIIの開口部を介して、前記流路IIIの内部に秤取された前記第1の液体の一部分が前記第2の液体と交換されるが、その際、前記流路III内において前記第1の液体の一部分が前記第2の液体と交換される割合が、前記流路IIIにおける前記部分IIIaの位置、幅、深さ、長さ、形状などによって規定され、その後更に、前記流路Iに空気を導入することで、前記流路Iに残存する第2の液体を取り除き、前記流路IIIの内部に、前記第1の液体と前記第2の液体がある一定量の割合で混合された、一定の体積の液体を秤取することのできる微量液体秤取構造及び方法。
IPC (4件):
B01J 19/00 ,  B01F 15/04 ,  B81B 1/00 ,  G01N 37/00
FI (4件):
B01J19/00 321 ,  B01F15/04 A ,  B81B1/00 ,  G01N37/00 101
Fターム (12件):
4G037BA01 ,  4G037BB04 ,  4G037BB23 ,  4G037EA01 ,  4G075AA02 ,  4G075AA39 ,  4G075AA70 ,  4G075BB05 ,  4G075BD15 ,  4G075DA02 ,  4G075EB21 ,  4G075EE03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許公開2004-163104
  • 特許公開2004-157097

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