特許
J-GLOBAL ID:200903004315034672

ポリブチレンテレフタレートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-139989
公開番号(公開出願番号):特開平9-316182
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 回分式又は連続式溶融重合法によりポリブチレンテレフタレート(PBT)を製造するに際し、重合体のカルボキシル末端基濃度が低くかつ色相(無色透明性)のよいものを得ること。【解決手段】 固有粘度0.5以上のPBTを溶融重合で製造するにあたり、回分式又は連続式重縮合反応槽内の反応物の自由比表面積を一定の範囲にすることで、カルボキシル末端基濃度30eq/106 g以下の重合体を製造できる。
請求項(抜粋):
少なくとも0.5の固有粘度を有するポリブチレンテレフタレートを溶融重合法により製造するにあたり、下記(1)式で表わされる自由比表面積Sv(cm2 /cm3 )が下記(2)式の関係を満足する回分式又は連続式の重縮合反応槽を用いて、カルボキシル末端基濃度が30当量/106 g以下のポリブチレンテレフタレートを製造する方法。【数1】 Sv=S/V (1) [(7.1×[η]-3.1)/([η]×[COOH])]1/0.49≦Sv ≦[(7.1×[η]-3.1)/([η]×0.7)]1/0.49 (2)[式中、Sは重縮合反応槽の反応物の総自由表面積(cm2 )を示し、Vは重縮合反応槽内で反応物の占める総容積(cm3 )を示す。また、[η]は該重縮合反応槽出口のポリマーの固有粘度(dl/g、但し無次元として扱う)を、[COOH]は反応槽出口のポリマーのカルボキシル末端基濃度(eq/106 g、但し無次元として扱う)を示す。]
IPC (2件):
C08G 63/183 NMZ ,  C08G 63/78 NLN
FI (2件):
C08G 63/183 NMZ ,  C08G 63/78 NLN

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