特許
J-GLOBAL ID:200903004321071229

ツールビョン機構を備えた機械時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-210784
公開番号(公開出願番号):特開平9-054169
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 薄型で、設計の自由度が高く、かつ厳密な時間精度の調整が可能なツールビョン機構を備えた機械時計を得る。【解決手段】 テンプ7と、アンクル6と、ガンギ車5を搭載し一体となって回転するケージ1を有するツールビョン機構を備えた機械時計において、そのケージ1は、輪列21により駆動される歯車14を外周に形成したケージ下板10を有するものとした。また、ガンギ車5と同軸に形成されたガンギカナ3は、地板8に固定された内歯歯車9と噛み合い、ガンギカナ3と内歯歯車9はケージ1の回転に伴ってガンギ車5が自転と共に公転する遊星歯車運動をする構成とした。そのケージ1は、アンクル6を揺動可能に支持するアンクル受16を備えたケージ上板12を有し、アンクル受16はケージ下板10とケージ上板12に軸支されたテンプ7のリム部17と平面的に重ならない構成とした。そして少なくとも、ケージ下板10の外周に形成された歯車14と、内歯歯車9と、ガンギカナ3の歯形を同一モジュール、同一圧力角のインボリュートで形成した。
請求項(抜粋):
テンプと、前記テンプと係合するアンクルと、前記アンクルと係合するガンギ車と、前記テンプと前記アンクルと前記ガンギ車を搭載し一体となって回転するケージとを有するツールビョン機構を備えた機械時計において、前記ケージは、輪列により駆動される歯を外周に形成したケージ下板を有することを特徴とするツールビョン機構を備えた機械時計。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 機械式時計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-109710   出願人:オメガソシエテアノニム

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