特許
J-GLOBAL ID:200903004324538160

印刷用両面塗被紙

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167248
公開番号(公開出願番号):特開平10-072796
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】光沢が高く、平滑性に優れ、かつ剛度(紙腰)の高い、印刷適性に優れた両面塗被紙を提供する。【解決手段】100°C以上の高温キャレンダーに通紙して仕上げる印刷用両面塗被紙において、JIS P8143のA法に準拠して測定したクラーク突き出し長さの縦目、横目の平均値Lが下記(1)式を満足する印刷用両面塗被紙であって、L > 1.28X+45 (1)〔ここに、L=塗被紙の縦目、および横目におけるクラーク突き出し長さの平均値(単位:mm)、X=製品米坪(g/m2 )である〕該塗被紙の両面最外側の塗被層中に、顔料として特定の粒度分布を呈するカオリンを全顔料に対して40〜90重量%含有せしめ、さらに接着剤としてガラス転移温度が25〜50°Cである共重合体ラテックス(a)を全顔料に対して固形分対比で5〜30重量%含有せしめ、かつ片面当たりの該塗被層の乾燥重量が12〜30g/m2 であることを特徴とする印刷用両面塗被紙。
請求項(抜粋):
原紙上に顔料および接着剤を主成分とする塗被組成物を両面に塗被、乾燥した後、100°C以上の高温キャレンダーに通紙して仕上げる印刷用両面塗被紙において、JIS P8143のA法に準拠して測定したクラーク突き出し長さの縦目、横目の平均値Lが下記(1)式を満足する印刷用両面塗被紙であって、L > 1.28X+45 (1)〔ここに、L=塗被紙の縦目、および横目におけるクラーク突き出し長さの平均値(単位:mm)、X=製品米坪(g/m2 )である〕該塗被紙の両面最外側の塗被層中に、顔料として平均粒子径が0.5〜1.0μm、1μm以下の粒子の含まれる比率が50〜80重量%、かつ3μm以上の粒子の含まれる比率が5%以下であるカオリンを全顔料に対して40〜90重量%含有せしめ、さらに接着剤としてガラス転移温度が25〜50°Cである共重合体ラテックス(a)を全顔料に対して固形分対比で5〜30重量%含有せしめ、かつ片面当たりの該塗被層の乾燥重量が12〜30g/m2 であることを特徴とする印刷用両面塗被紙。
IPC (5件):
D21H 19/38 ,  C09D 5/00 ,  C09D 7/12 ,  C09D201/00 ,  D21H 19/44
FI (6件):
D21H 1/22 B ,  C09D 5/00 Z ,  C09D 7/12 Z ,  C09D201/00 ,  D21H 1/28 Z ,  D21H 5/00

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