特許
J-GLOBAL ID:200903004333270103

刃体収納式ナイフにおける刃体位置決め機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127874
公開番号(公開出願番号):特開平7-328244
出願日: 1994年06月09日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【構成】 ホルダ1に対し操作レバー21とカム体23とが支持され、カム体23は操作レバー21の動きに連動する。カム体23は刃体7の収納状態と突出状態とでそれぞれ、背金16の押圧部18を刃体7のカム部11に対する係合状態にさせる位置と、同じく離脱状態にさせる位置とを取り得る。刃体7の収納状態でカム体23により背金16の押圧部18が離脱状態になったとき、刃体7が押される押接部25がカム体23に設けられ、その刃体7の押接により、刃体7が回動してホルダ1の挿脱口5から露出する。従って、刃体7を収納状態から突出状態にするとき、カム体23の機能により、刃体7の位置決め解除と相俟って、刃体7がホルダ1から引き出される。そして、その刃体7を把持して取り出す。【効果】 収納状態にある刃体7をホルダ1から取り出し易くなり、ひいては刃体7の全体をホルダ1内に収納できてナイフを小形化することができる。
請求項(抜粋):
刃体(7)をホルダ(1)に対し回動可能に支持して、この刃体(7)をホルダ(1)内にその挿脱口(5)から収納する状態と、ホルダ(1)の口部(6)から突出させる状態とを取り得るようにし、また、押圧部(18)を有する背金(16)をホルダ(1)に対し取り付けて、前記刃体(7)の収納状態と突出状態とでそれぞれ、この押圧部(18)を刃体(7)のカム部(11)に対し係合させる状態と、このカム部(11)から離脱させて刃体(7)の回動を許容する状態とを取り得るようにした刃体収納式ナイフにおいて、ホルダ(1)に対し支持した操作部(21)の動きに連動するカム体(23)を備え、前記刃体(7)の収納状態と突出状態とでそれぞれ、このカム体(23)が前記背金(16)の押圧部(18)を刃体(7)のカム部(11)に対する係合状態にさせる位置と、同じく離脱状態にさせる位置とを取り得るようにし、前記刃体(7)の収納状態でカム体(23)により背金(16)の押圧部(18)を離脱状態にしたとき、刃体(7)を回動させてホルダ(1)の挿脱口(5)から露出させるように刃体(7)を押える押接部(25)をカム体(23)に設けたことを特徴とする刃体収納式ナイフにおける刃体位置決め機構。

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