特許
J-GLOBAL ID:200903004339516252
乗客コンベアのハンドレール艶出し方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348279
公開番号(公開出願番号):特開平10-182049
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 従来技術は、ハンドレールの表面に光沢度の高い塗装膜を短時間で形成することができないので作業時間や作業費が増大しやすく、また、別工程で形成された塗装膜どうしの間に意匠性を損なう境目が生じやすかった。【解決手段】 無端状のハンドレール3を回転移動させながら研磨作業を行った後、紫外線硬化型塗料を刷毛で塗布してから紫外線を照射して硬化させるというコーティング作業を、ハンドレール3を間欠的に回転移動させながら複数回繰り返す。このとき、先に行うコーティング作業で前記塗料を塗布した領域のうち、その後に行われるコーティング作業で前記塗料が塗布される未塗装部分3cと隣接する部分は紫外線を照射しない未照射部分3bとなし、それ以外の塗布領域を照射対象部分3aとなす。そして、この未照射部分3bに対しては、その後に行われるコーティング作業において紫外線を照射することとした。
請求項(抜粋):
ハンドレールガイドに装着したままの状態で無端状のハンドレールを回転移動させることにより該ハンドレールの表面を全長に亘って研磨した後、前記ハンドレールを静止させた状態で前記研磨を施した部分に塗料を塗布してから硬化させるというコーティング作業を、該ハンドレールを間欠的に回転移動させながら複数回繰り返すことにより、全長に亘ってハンドレール表面に塗装膜を形成するようにした乗客コンベアのハンドレール艶出し方法において、前記コーティング作業として、紫外線硬化型塗料を刷毛で塗布してから紫外線を照射して硬化させるという作業を行い、且つ、このコーティング作業を複数回繰り返す過程で、先に行うコーティング作業で前記塗料を塗布した領域のうち、続いて行われる次なるコーティング作業で前記塗料が塗布される領域と隣接する部分を紫外線の照射領域から除外し、この未照射部分に対しては前記次なるコーティング作業で紫外線を照射するように作業手順を設定したことを特徴とする乗客コンベアのハンドレール艶出し方法。
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