特許
J-GLOBAL ID:200903004340862016

デジタル変調波の搬送波再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227190
公開番号(公開出願番号):特開平6-078009
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】周波数離調が存在する場合でも、スペクトル整形用の低域通過フィルタの入力では周波数ずれをなくすようにし、符号誤り率の劣化を防止する。【構成】QPSK変調入力は乗算器2、3、局部発振器38により周波数変換を受ける。周波数変換出力はデジタルLPF9、10によりスペクトル整形を受ける。このフィルタ出力に、複素乗算器11で再生キャリアを乗算しその乗算出力に位相検波を施し、位相検波器16で位相情報を得る。位相情報は、ループフィルタ21で平滑され平滑化出力は局部発振手段22、23に与えられ、前記再生キャリアの位相を制御する。ここで前記平滑化出力は、周波数補正回路27にて再生キャリアの周波数検出情報として得られ、再生キャリアの周波数が所定の値より小さくなるように局部発振器38の発振周波数を制御するために用いられる。
請求項(抜粋):
変調波入力に対して第1の局部発振器から周波数変換キャリアを乗算して周波数変換出力を得る周波数変換手段と、前記周波数変換手段の出力が供給され、スペクトル整形を行う低域通過フィルタと、前記低域通過フィルタ出力に再生キャリアを乗算し、この乗算出力に位相検波を施して位相情報を得る手段と、前記位相情報を平滑するループフィルタ手段と、前記ループフィルタ手段の出力を用いその直流成分から前記再生キャリアの周波数を検出し、その周波数と所定の値とを比較し、その比較出力により周波数補正信号を出力する周波数補正手段と、前記周波数補正信号により前記第1の局部発振器の発振周波数を前記再生キャリア周波数が所定値より小さくなるように制御する手段とを具備したことを特徴とするデジタル変調波の搬送波再生回路。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-100545

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