特許
J-GLOBAL ID:200903004344631450

溶接溝付管用圧延条材、その製造方法及び溶接溝付管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-069420
公開番号(公開出願番号):特開2002-263731
出願日: 2001年03月12日
公開日(公表日): 2002年09月17日
要約:
【要約】【課題】 製造コストが低く、圧延時における板幅の変動を抑制でき、溶接管製造時における溶接部の落ち込みを防止できる溶接溝付管用圧延条材及びその製造方法並びにこの溶接溝付管用圧延条材を使用した溶接溝付管を提供する【解決手段】 圧延材1の両端部にエッジ部3を設け、エッジ部3の間に溝部2を設ける。溝部2の片面には複数のフィン4を設け、フィン4間に溝5を設ける。tを溝5における圧延材1の底肉厚とし、tmを全ての溝5におけるtの平均値とし、tfを境界7における肉厚とし、teを端縁8における肉厚とする。このとき、(tf/tm)の値を0.85乃至1.3とし、teをtfよりも小さくし、エッジ部3の表面12を平面とする。また、表面12と面11との間の傾斜角θを1乃至10°とする。更に、エッジ部3の圧延直交方向における幅Lを0.5乃至1.3mmとする。
請求項(抜粋):
幅方向に丸められてその幅方向端縁同士を溶接し、その長手方向を管軸方向とする溶接溝付管を製造するための素材である溶接溝付管用圧延条材において、その一方の圧延面に形成された複数の溝からなる溝部と、前記溝部との境界から端縁に向かって肉厚が直線的に薄くなる1対のエッジ部と、を有し、前記各エッジ部の幅が0.5乃至1.3mmであり、前記エッジ部の前記溝部との境界における肉厚をtf、前記溝部の前記溝における平均底肉厚をtmとするとき、(tf/tm)の値が0.85乃至1.3であり、前記エッジ部の表面と前記溝が形成されていない他方の圧延面とがなす角が1乃至10°であることを特徴とする溶接溝付管用圧延条材。
IPC (6件):
B21C 37/15 ,  B21B 1/08 ,  B23K 13/00 ,  F16L 9/02 ,  F28F 1/40 ,  B21B108:10
FI (7件):
B21C 37/15 K ,  B21B 1/08 S ,  B23K 13/00 A ,  F16L 9/02 ,  F28F 1/40 B ,  F28F 1/40 E ,  B21B108:10
Fターム (6件):
3H111AA01 ,  3H111BA02 ,  3H111BA35 ,  3H111DB27 ,  3H111EA09 ,  4E002AC11

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