特許
J-GLOBAL ID:200903004349446295

カルボン酸の製造のためのイリジウム触媒カルボニル化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334681
公開番号(公開出願番号):特開平10-245362
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】消費される一酸化炭素の量を増加することにより第2反応領域からの流出流中の非凝縮性ガスの流量を減少し、従って排ガス加工の必要性をより低くすること、及び一酸化炭素の消費と酢酸の収率を増加する。【解決手段】(a)第1反応領域中において高温及び高圧下で、一酸化炭素を用いてn個の炭素原子を有するアルキルアルコール及び/又はこの反応性誘導体をカルボニル化し、n+1個の炭素原子を有するカルボン酸を製造し、(b)液体反応組成物の少なくとも一部を溶解及び/又は連行した一酸化炭素と一緒に第1反応領域から回収し、回収した液体反応組成物及び一酸化炭素の少なくとも一部を第2反応領域に通し、(c)回収した液体反応組成物中の溶解及び/又は連行した一酸化炭素の少なくとも1%を第2反応領域中において高温及び高圧下で更にカルボニル化することによりカルボン酸生成物を更に製造することからなる。
請求項(抜粋):
n+1個の炭素原子を有するカルボン酸の製造方法であって、(a)第1反応領域中において高温及び高圧下で、一酸化炭素でn個の炭素原子を有するアルキルアルコール及び/又はこの反応性誘導体をカルボニル化し、カルボン酸生成物、イリジウム触媒、ハロゲン化アルキル助触媒、水、カルボン酸生成物のエステル及びアルキルアルコール、並びに随意に1種以上の促進剤からなる液体反応組成物中においてn+1個の炭素原子を有するカルボン酸を製造し、(b)液体反応組成物の少なくとも一部を溶解及び/又は連行した一酸化炭素と一緒に第1反応領域から回収し、回収した液体反応組成物及び一酸化炭素の少なくとも一部を第2反応領域に通し、(c)回収した液体反応組成物中に溶解及び/又は連行した一酸化炭素の少なくとも1%を第2反応領域中において高温及び高圧下で更にカルボニル化することにより反応させ、カルボン酸生成物を更に製造することからなるカルボン酸の製造方法。
IPC (4件):
C07C 53/08 ,  B01J 23/46 ,  C07C 51/12 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 53/08 ,  B01J 23/46 X ,  C07C 51/12 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る