特許
J-GLOBAL ID:200903004349802571

鋏における刃身の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-244394
公開番号(公開出願番号):特開平8-107984
出願日: 1994年10月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【構成】 プラスチック製の握り柄3に刃身4を取着した一対の鋏片1,2が開閉中心軸5により互いに回動可能に支持されている。握り柄3には刃身4の基端部4aが刃身挿脱口17から嵌め込まれる刃身位置決め凹部13が設けられている。刃身基端部4a及び刃身挿脱口17には刃身挿入時に互いに当接する案内面10,18が設けられている。一方の案内面10は刃身挿入方向Pに対し傾斜している。刃身挿入時、両案内面10,18の当接で生じる力により、刃身基端部4aを刃身位置決め凹部13へ案内し、両握り柄3及び両刃身基端部4aにある開閉中心軸支持孔6,14aを互いに合致させる。【効果】 握り柄3に刃身4が確実に取付けられてそれらの開閉中心軸支持孔6,14aが互いに合致し易くなるとともに、握り柄3に対する刃身4の取付構造が簡単になる。
請求項(抜粋):
プラスチック製の握り柄(3)に刃身(4)を取着した一対の鋏片(1,2)を開閉中心軸(5)により互いに回動可能に支持した鋏において、前記開閉中心軸(5)の付近で両握り柄(3)に設けた刃身重合部(12)には、刃身(4)の基端部(4a)が刃身挿脱口(17)から嵌め込まれる刃身位置決め凹部(13)を設けるとともに、この刃身(7)の基端部(4a)及び刃身挿脱口(17)には刃身挿入時に互いに当接する案内面(10,18)を設け、この両案内面(10,18)のうち少なくとも一方の案内面(10)を刃身挿入方向(P)に対し傾斜させ、刃身挿入時にこの両案内面(10,18)により刃身(4)の基端部(4a)を刃身位置決め凹部(13)へ案内して前記両握り柄(3)及び両刃身(4)の基端部(4a)にある開閉中心軸支持孔(6,14a,14b)を互いに合致させたことを特徴とする鋏における刃身の取付構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-152490

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