特許
J-GLOBAL ID:200903004350079034

ポリオレフィン樹脂多孔膜

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-070899
公開番号(公開出願番号):特開2008-150628
出願日: 2008年03月19日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】多孔膜としての機能に優れた電池セパレータや分離膜、通気防水材等に好適な機能を有し、かつ安価なポリオレフィン樹脂多孔膜を提供する。【解決手段】結晶性ポリプロピレン(A)30〜90重量%と、結晶性ポリプロピレン(A)中に分散したプロピレン-α-オレフィン共重合体(B)10〜70重量%とからなり、結晶性ポリプロピレン(A)のメルトフローレートをMFRPPと、プロピレン-α-オレフィン共重合体(B)のメルトフローレートをMFRRCとの比MFRPP/MFRRCが10以下であり、1段目で結晶性ポリプロピレン(A)を製造し、連続して2段目でプロピレン-α-オレフィン共重合体(B)を製造する工程を含む多段重合法により得られたポリオレフィン樹脂(C)を主成分とした樹脂組成物を溶融押出し、ドラフト比1〜10の範囲で膜状成形物に成形した後、その膜状成形物を100°C以下の温度で少なくとも一方向に延伸することにより、共重合体(B)自体が占める領域の中で生じる開裂によって形成される連通した細孔を有するポリオレフィン樹脂多孔膜。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
結晶性ポリプロピレン(A)30〜90重量%と、結晶性ポリプロピレン(A)中に分散したプロピレン-α-オレフィン共重合体(B)10〜70重量%とからなり、結晶性ポリプロピレン(A)のメルトフローレートをMFRPPとし、プロピレン-α-オレフィン共重合体(B)のメルトフローレートをMFRRCとした時、メルトフローレートの比MFRPP/MFRRCが10以下であり、1段目で結晶性ポリプロピレン(A)を製造し、連続して2段目でプロピレン-α-オレフィン共重合体(B)を製造する工程を含む多段重合法により得られたポリオレフィン樹脂(C)を主成分とした樹脂組成物を溶融押出し、ドラフト比1〜10の範囲で膜状成形物に成形した後、その膜状成形物を100°C以下の温度で少なくとも一方向に延伸することにより、共重合体(B)自体が占める領域の中で生じる開裂によって形成される連通した細孔を有することを特徴とするポリオレフィン樹脂多孔膜。
IPC (1件):
C08J 9/00
FI (1件):
C08J9/00 A
Fターム (13件):
4F074AA24 ,  4F074AA24A ,  4F074AA98 ,  4F074AB05 ,  4F074CA02 ,  4F074CA03 ,  4F074DA02 ,  4F074DA03 ,  4F074DA32 ,  4F074DA43 ,  4F074DA46 ,  4F074DA49 ,  4F074DA53
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 特開昭52-69476号公報
  • 特許第2513768号明細書
  • 特許第1638935号明細書
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審査官引用 (4件)
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