特許
J-GLOBAL ID:200903004355688578
回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-146047
公開番号(公開出願番号):特開平9-329611
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【目的】 センサ20bの修理・交換を容易に行なえ、しかもカバー18bの装着部を通じて外輪8内に泥水等が入り込む事を有効に防止する。【構成】 合成樹脂製の主体34に金属製のスリーブ35を包埋し、このスリーブ35を外輪8に外嵌する事により、カバー18bをこの外輪8の開口部に固定する。固定した状態で、スリーブ35と外輪8との間でOリング46を弾性的に圧縮し、カバー18b装着部のシールを図る。
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有し、回転しない外輪相当部材と、外周面に内輪軌道を有し、回転する内輪相当部材と、上記外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、上記内輪相当部材の一部にこの内輪相当部材と同心に固定された、円周方向に亙る特性を交互に且つ等間隔に変化させた被検出素子と、上記外輪相当部材の開口端部に嵌合固定されたカバーと、このカバーの一部に保持されて上記被検出素子と対向し、この被検出素子の回転速度を検出するセンサとを備えた回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記カバーは、合成樹脂製の主体と金属板により造られたスリーブとから成り、上記センサはこのうちの主体に包埋されており、この主体は、上記外輪相当部材の開口端部を覆える大きさを有する板部の片面に、この外輪相当部材の端面に付当て自在な円筒部を形成したものであり、上記スリーブは、小径部と大径部とを段部により連続させたクランク形の断面形状を有すると共に全体を円環状に形成され、その基半部となる上記小径部を上記円筒部に包埋されており、上記大径部の基端寄り部分の内径面と上記円筒部の先端寄り部分の外周面と上記段部の片面とにより断面の三方を囲まれる環状の凹溝の内側にはシールリングが係止されており、このシールリングが、上記大径部の先半部を上記外輪相当部材の開口端部に外嵌した状態で、この外輪相当部材の開口端面と上記段部の片面との間で弾性的に挟持されて、上記外輪相当部材の開口端面と上記カバーを構成する主体の円筒部の先端面との突き合わせ部分を密封している事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
G01P 3/488
, F16C 19/00
, F16C 19/52
, F16C 41/00
FI (4件):
G01P 3/488 F
, F16C 19/00
, F16C 19/52
, F16C 41/00
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