特許
J-GLOBAL ID:200903004358730273

吊床版橋の送り出し架設工法およびその工法に使用するPC床版ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-116248
公開番号(公開出願番号):特開平6-322722
出願日: 1993年05月18日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 PC床版ユニットの架設を容易かつ確実に、しかも経済的、安全的に行うことができる架設工法およびその工法に使用するPC床版ユニットを提供することを目的としている。【構成】 PC床版ユニット1を橋台間に掛け渡されたケーブル4に沿ってを送り出す際に、送出しワイヤ43による引張力と、引止めワイヤ40による引張力とを調整して、PC床版ユニット間に引張力が作用しないようにして、PC床版ユニット間の目違い不陸を解消するとともに、ユニット本体2にこれをケーブルに移動自在に支持する架設用治具14を設けて、PC床版ユニット1とケーブル4との摩擦を小さくし、PC床版ユニット1をスムーズに送り出して架設することによって、PC床版ユニットの架設を容易かつ確実に、しかも経済的、安全的に行う。
請求項(抜粋):
対向する橋台間に、所定数のPC床版ユニットを前記橋台間に掛け渡されたケーブルに沿って送り出して架設する吊床版橋の送り出し架設工法であって、一方の橋台側から他方の橋台側に向けて順次PC床版ユニットを送り出す際に、前方のPC床版ユニットに後方のPC床版ユニットを、各PC床版ユニットに設けられたシース管どうしを接合キーを用いて軸方向に合致させて、順次接合するとともに、先頭のPC床版ユニットに、このPC床版ユニットに前記一方の橋台側に向けて引張力を作用させることができる引止めワイヤを連結し、最後尾のPC床版ユニットに、このPC床版ユニットを前記他方の橋台側に向けて引き出して送り出す送出しワイヤを連結し、前記引止めワイヤと送出しワイヤとを、前記ケーブルに沿って送り出されるPC床版ユニット間に引張力が作用しないように、各ワイヤの引張力を調節しつつ、前記橋台間に所定数のPC床版ユニットを架設し、その後各PC床版ユニットに設けられたシース管にPCワイヤを挿通して緊張することにより、前記所定数のPC床版ユニットにプレストレスを導入することを特徴とする吊床版橋の送り出し架設工法。
IPC (2件):
E01D 21/00 ,  E01D 11/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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