特許
J-GLOBAL ID:200903004373139182

遊星歯車式変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-272445
公開番号(公開出願番号):特開平6-101744
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 牽引力・車速性能が連続的で、かつ、高効率な高速走行ができる遊星歯車式変速装置を提供する。【構成】 前後進1速では、正逆回転可能な油圧モータ1の出力トルクを、1速用駆動歯車14を介して差動遊星歯車部50のリングギヤ54から出力する。前進2速では、エンジン2の出力トルクを、遊星歯車減速部30を介して差動遊星歯車部50のキャリア55に入力し、油圧モータ1の出力トルクを2速用駆動歯車15を介して差動遊星歯車部50のサンギヤ56に入力することにより、前記二つの入力トルクの合成トルクをリングギヤ54から出力する。前進3速では、減速部直結クラッチ38、サンギヤ固定クラッチ52を係合し、エンジン2の出力トルクを差動遊星歯車部50に直接入力し、リングギヤ54から出力する。
請求項(抜粋):
正逆回転可能な油圧モータの出力トルクを、減速歯車を介して変速装置出力軸に伝達する前後進1速と、エンジンの出力トルクを遊星歯車減速部を介して差動遊星歯車部のキャリアに入力し、油圧モータの出力トルクを減速歯車を介して前記差動遊星歯車部のサンギヤに入力することによって、前記二つの入力トルクの合成トルクを差動遊星歯車部のリングギヤから変速装置出力軸に伝達する前進2速もしくは前後進2速と、サンギヤ固定クラッチを係合させて前記差動遊星歯車部のサンギヤを固定するとともに、減速部直結クラッチを係合させて前記遊星歯車減速部のキャリアをリングギヤに固定することによって、エンジンの出力トルクを差動遊星歯車部のキャリアに直接入力し、リングギヤから変速装置出力軸に伝達する前進3速の各速度段を有することを特徴とする遊星歯車式変速装置。

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