特許
J-GLOBAL ID:200903004375863724

非焼結型ニッケル電極およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-010183
公開番号(公開出願番号):特開平8-203516
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 正極活物質の利用率が高く、かつ安定した電池容量の確保も可能となるニッケル電極、およびそのようなニッケル電極を容易に製造し得る製造方法の提供を目的とする。【構成】 ニッケル電極は、三次元多孔性の金属基板1と、前記金属基板1に充填・担持された水酸化ニッケル粒子2とを具備して成り、かつ前記水酸化ニッケル粒子2表面がオキシ水酸化コバルト3で被覆されていることを特徴とする。また、ニッケル電極の製造方法は、水酸化ニッケル粒子を分散させた硫酸コバルト水溶液にアルカリ水溶液を添加・撹拌し、水酸化ニッケル粒子表面にコバルト化合物を被覆する工程と、前記コバルト化合物を被覆した水酸化ニッケル粒子を分離し、加熱乾燥処理を施してコバルト化合物をオキシ水酸化コバルトに酸化する工程と、前記オキシ水酸化コバルトで被覆された水酸化ニッケル粒子を含むペースト状物を三次元多孔性の金属基板に充填・担持させる工程と、前記充填・担持させたペースト状物を乾燥する工程とを具備して成ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
三次元多孔性の金属基板と、前記金属基板に充填・担持された水酸化ニッケル粒子とを具備して成り、かつ前記水酸化ニッケル粒子の表面がオキシ水酸化コバルトで被覆されていることを特徴とする非焼結型ニッケル電極。
IPC (3件):
H01M 4/32 ,  H01M 4/26 ,  H01M 4/52

前のページに戻る