特許
J-GLOBAL ID:200903004383160260

血管組織密封圧制御装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-512514
公開番号(公開出願番号):特表平10-511030
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】電気外科手術によって使用するクランプ力機構10およびその方法は、ユーザが患者の特定の血管組織を密封および/または接合することができるようにする。その機構はユーザおよび患者側を備えていて細長い。アクチュエータ15は、ユーザ側にあり、エフェクタは患者の側にある。各エフェクタは、特定の血管組織に接触するために所定の領域の面を有する。ロストモーション接続部分18は、電気外科手術組織密封の間、所定のクランプ力を保持するためにエフェクタにユーザの作動を伝達する。ロストモーション接続部分のたわみ部材は、所定の力で面の間に特定の組織をクランプする。たわみ部材19は、アクチュエータ15近傍のばね20、スリップクラッチ36または液圧結合部材である。アクティブ電極は、一方の端部のエフェクタに支持されており、リターン電極24は、患者の組織に接触し、リターン電極に接続された電気外科手術エネルギー源25は、それら電極の間にエネルギーを供給する。フィードバック回路27は組織に送られたエネルギーのパラメータに応答する。1つの面上の温度センサ28およびインピーダンスモニタ29は、送られるエネルギーに応答する。制御部30は、組織を保持し、それを密封およびまたは接合するためにエネルギーを供給する。この方法は、ロストモーション接続部部分18によってエフェクタにユーザの動作を伝達し、密封しながらクランプ力を維持し、保持された組織を密封し、それを接続するように電気外科手術用のエネルギーを供給する。エネルギーは温度またはインピーダンスとして付与される。この方法は、たわみ部材19をシフトし、対向面17は、伝達ロッドを介して、ばね20からの力でまたは所定の圧力の範囲にわたって液圧結合またはスリップクラッチ36によってその対向面の間に特定の組織をクランプする。
請求項(抜粋):
患者の特定の血管組織を密封および/または接合するためにユーザがクランプし力と電気外科手術のエネルギーとを供給することができるようにする外科手術用器具のクランプ力機構(10)にして、 ユーザ側(13)および患者側(14)を有する細長い支持体(12)と、 ユーザによって作動可能なユーザ側(13)のアクチュエータ(15)と、 患者側(14)の一対のエンドエフェクタ(16)であって、このエンドエフェクタ(16)の対の少なくとも一方は、前記エンドエフェクタ(16)の対の間の関連した動きをユーザ側(13)から制御するように作動可能なように前記アクチュエータに接続され、前記エンドエフェクタ(16)の対の各々は、患者の特定の組織と接触するように領域の対向面(17)を有する一対のエンドエフェクタ(16)と、 患者側の前記エンドエフェクタ(16)の対の少なくとも一方とユーザ側(13)の前記アクチュエータ(15)との間のロストモーション接続部分(18)であって、前記エンドエフェクタ(16)の対の間で患者の特定の組織を密封する間、面領域上に所定のクランプ力を維持するために前記エンドエフェクタ(16)の対の少なくとも一方に前記アクチュエータ(15)のユーザの操作を伝達するロストモーション接続部分(18)と、 前記エンドエフェクタ(16)の一方に支持されたアクティブ電極と、 このアクティブ電極との間に電界外科手術回路を形成するために患者の組織に接触するリターン電極(24)と、 前記エンドエフェクタ(16)の対の前記アクティブ電極と前記リターン電極(24)とに接続された電気外科手術エネルギー源(25)であって、患者の特定の組織は、前記エンドエフェクタ(16)の対によって保持されるとき前記アクティブ電極と前記リターン電極の間の前記電気外科手術回路を通って電気外科手術エネルギーを供給する電気外科手術エネルギー源と、 前記エンドエフェクタ(16)の間で特定の組織を密封するために加えられた所定の力に応答して、保持された患者の特定の組織へ前記電気外科手術エネルギーを印加するために電気外科手術エネルギー源(25)と関連する制御部(30)とを有するクランプ力機構(10)。
IPC (2件):
A61B 17/39 320 ,  A61B 17/12
FI (2件):
A61B 17/39 320 ,  A61B 17/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平6-502328

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