特許
J-GLOBAL ID:200903004393327040

低炭素アルミキルド鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中濱 泰光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-378715
公開番号(公開出願番号):特開2006-183103
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】 転炉による一次精錬と真空脱ガス装置による二次精錬とを最適な条件で組み合せて、従来の一次精錬炉のみを使用した場合に比べて安価に且つ効率良く低炭素アルミキルド鋼を溶製する。【解決手段】 転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、続いて脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス装置の減圧下で脱炭精錬して炭素濃度が0.02〜0.06質量%の低炭素アルミキルド鋼を溶製するに際し、転炉では溶鋼中の炭素濃度が0.07〜0.12質量%になるまで脱炭精錬し、脱炭精錬終了後はAlによる溶鋼の脱酸を実施しないまま真空脱ガス装置に搬送し、真空脱ガス装置では、大気圧よりも低い雰囲気下の溶鋼に酸素ガスを吹き付けて炭素濃度が0.02〜0.06質量%になるまで真空脱炭精錬し、その後溶鋼にAlを添加して脱酸し、低炭素アルミキルド鋼を溶製する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、続いて前記脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス設備を用いて減圧下で脱炭精錬して、炭素濃度が0.02〜0.06質量%の低炭素アルミキルド鋼を溶製するに際し、前記転炉では溶鋼中の炭素濃度が0.07〜0.12質量%になるまで脱炭精錬し、脱炭精錬終了後はアルミニウムによる溶鋼の脱酸を実施しないまま前記真空脱ガス設備に搬送し、真空脱ガス設備では、大気圧よりも低い雰囲気下の溶鋼に酸素ガスを吹き付けて炭素濃度が0.02〜0.06質量%になるまで真空脱炭精錬し、その後溶鋼にアルミニウムを添加して脱酸することを特徴とする、低炭素アルミキルド鋼の溶製方法。
IPC (2件):
C21C 7/068 ,  C21C 7/10
FI (2件):
C21C7/068 ,  C21C7/10 A
Fターム (5件):
4K013AA07 ,  4K013BA02 ,  4K013CA04 ,  4K013CE01 ,  4K013CE04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)
  • 低炭素鋼の精錬方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-068339   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 製鋼方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-152588   出願人:住友金属工業株式会社
  • 溶銑の精錬方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-362014   出願人:日本鋼管株式会社

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