特許
J-GLOBAL ID:200903004394568687

高負荷資源評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-266814
公開番号(公開出願番号):特開平6-222963
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】計算機システムの稼働時に性能問題が発生している資源があるかどうかを自動的に判定・抽出し、その結果を出力装置へ出力することにより、誰でも容易にかつ確実に性能評価作業を実施することができるようにする。【構成】システム稼働状況記録ファイル中の各レコードを、性能保証上の警告値と限界値からなる資源使用率基準値と比較し、この値を満足しない資源名と記録時刻を抽出する高負荷資源選択手段と、この高負荷資源選択手段が抽出したレコードの記録時刻と同時刻に記録された、他の資源名と資源使用率の情報と、実行されていたジョブ名と資源使用率の情報を抽出し、情報を関連付けた形式で統合して1つの高負荷資源情報レコードとして高負荷資源情報ファイルへ出力する高負荷資源情報レコード生成手段とを備えて構成されている。
請求項(抜粋):
計算機システムを構成する各資源の使用状況をシステム資源使用状況レコードとして一定時間間隔ごとに記録し、さらに該計算機システム上で実行される各ジョブの実行履歴をジョブ実行状況レコードとして一定時間間隔ごとに記録するシステム稼働状況記録ファイルと、前記計算機システムを構成する外部記憶装置とこの外部記憶装置を制御する外部記憶装置制御装置との接続関係情報と、該外部記憶装置に格納されているファイル名情報をシステム構成データとして格納するシステム構成ファイルと、前記システム稼働状況記録ファイル中の各レコードを入力するシステム稼働状況記録レコード入力手段と、前記計算機システムを構成する各資源の使用率の性能保証上の警告値と限界値を資源使用率基準値として格納する資源使用率基準値ファイルと、前記システム稼働状況記録レコード入力手段が入力した前記システム資源使用状況レコードの資源使用率の情報をこの資源使用率基準値ファイル内の資源使用率基準値の限界値と比較し、この限界値を超える高負荷な使用状態を示す前記システム資源使用状況レコードの資源名と記録時刻、および資源使用率を抽出する高負荷資源選択手段と、前記システム稼働状況記録レコード入力手段およびこの高負荷資源選択手段を起動した後、この高負荷資源選択手段が抽出した前記システム資源使用状況レコードの記録時刻、同時刻に記録された、前記システム稼働状況記録レコード入力手段が入力したジョブ実行状況レコード内のジョブ名、各資源に対する資源使用率の情報、前記システム稼働状況記録レコード入力手段が入力したシステム資源使用状況レコード内の他の資源名、および資源使用率の情報を抽出し、前記システム構成ファイルのシステム構成データを参照して、各資源の情報とその資源を使用するジョブの情報、または各資源の情報とその資源を構成する資源の情報を関連付けた形式で統合して1つの高負荷資源情報レコードとする高負荷資源情報レコード生成手段と、この高負荷資源情報レコード生成手段が生成した高負荷資源情報レコードを格納する高負荷資源情報ファイルとを備えることを特徴とする高負荷資源評価システム。
IPC (2件):
G06F 11/34 ,  G06F 9/46 340
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-091739
  • 特開昭55-164952
  • 特開昭63-196955

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