特許
J-GLOBAL ID:200903004401059076
蓄電デバイスの劣化状態推定システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-244654
公開番号(公開出願番号):特開2007-057434
出願日: 2005年08月25日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】環境温度や負荷変動に影響されることなく、蓄電デバイスの劣化状態を長期的に高精度に把握する。 【解決手段】車両システムから電源OFFの指示が送信されているか否かを調べ(S1)、電源OFF指示が無い場合には、車両システムでバッテリの劣化度SOHを算出し(S2)、車両システムから電源OFF指示がある場合、車両位置及び時間の送信を指示し(S3)、受信した車両位置に基づいて最寄りのアメダス測候地点を割り出し(S4)、車両システムに電源OFFを許可する(S5)。そして、最寄りのアメダス測候所から温度データを取得し(S6)、該当車両のバッテリの劣化度SOH’を演算し(S7)、車両システムの電源がONされたとき、劣化度SOH’を車両システムに送信する(S9)。これにより、環境温度や負荷変動に影響されることなく、蓄電デバイスの劣化状態を長期的に高精度に把握することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
車両に搭載される蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイスの劣化状態推定システムであって、
電源がONの期間に、上記蓄電デバイスの内部抵抗増加率を、電源OFF期間中の内部抵抗増加率を初期値として積算し、上記蓄電デバイスの劣化状態を表す劣化度として算出する一方、電源がOFFされる際に、自己の車両位置を外部に無線送信する車両システムと、
上記車両システムと無線通信網を介して双方向通信可能に接続され、上記車両システムの電源OFFを検知したとき、上記車両システムから送信された車両位置近傍の温度データを取得し、上記車両システムの電源がOFFの期間中、上記温度データに基づいて上記蓄電デバイスの内部抵抗増加率を算出する一方、上記車両システムの電源ONを検知したとき、該内部抵抗増加率を上記車両システムに送信する外部演算システムとを備えたことを特徴とする蓄電デバイスの劣化状態推定システム。
IPC (3件):
G01R 31/36
, H01M 10/48
, B60R 16/04
FI (3件):
G01R31/36 A
, H01M10/48 P
, B60R16/04 W
Fターム (14件):
2G016CA03
, 2G016CB05
, 2G016CB06
, 2G016CB12
, 2G016CC01
, 2G016CC03
, 2G016CC04
, 2G016CC13
, 2G016CC27
, 2G016CF06
, 5H030AS08
, 5H030FF22
, 5H030FF27
, 5H030FF41
引用特許:
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