特許
J-GLOBAL ID:200903004401579827

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071588
公開番号(公開出願番号):特開平9-259908
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】従来は、改質器の放熱により熱効率が悪く、燃料電池を含んだシステム全体が大形化するといった問題があった。【解決手段】燃料極1と酸化剤極2とによって、電解質3を挟持してなる単セル4が、複数積層されて燃料電池本体5を構成する。燃料電池本体5内で起こる化学反応によって発生する熱を冷却するために冷媒タンク6から送り出された冷媒は、冷媒循環配管9によって、燃料電池各部を循環し、再び冷媒タンク6に戻る。改質器本体16は、燃料極1からの水素ガスとブロア17からの空気とが送り込まれる燃料室14と、水や液体燃料が送り込まれる改質室15とから構成される。改質器13は、燃料室14と改質室15の周囲に設けられる熱交換器18、19とからなる。この様な構成により熱交換器18、19が改質器本体16からの放熱量を減少させ熱効率を向上させる。
請求項(抜粋):
水素ガスが供給される燃料極と、酸素が供給される酸化剤極と、前記燃料極と前記酸化剤極とに挟持され、水素ガスと酸素とを化学反応させて電気を発生させる電解質と、前記燃料極に供給される水素ガスを生成する改質室と、前記改質室からの改質ガスと前記燃料極から排出される水素ガスとの熱交換を行う第1の熱交換器と、前記燃料極から排出される水素ガスを燃焼する燃焼室と、前記燃焼室から排出されるガスと前記改質室に供給される水および液体燃料との熱交換を行う第2の熱交換器ととから構成されることを特徴とする燃料電池。

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