特許
J-GLOBAL ID:200903004404590651

フルオロエラストマーと相容性の、潤滑油用多官能性添加剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271573
公開番号(公開出願番号):特開平8-225619
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】分散作用を有し、フルオロエラストマーとの相容性があり、粘度指数を改良する重合体添加剤。【解決手段】不活性溶剤中で、下記a)〜d)の(メタ)アクリレート組成物を共重合したコポリマーである。a)0〜19重量%、好ましくは0〜10重量%の量の、一般式CH2 =C(R)-COOR1(式中、Rは-Hおよび-CH3 、R1 はアルキル基)b)85〜98重量%の量の、一般式CH2 =C(R)-COOR2(式中、R2 はアルキル基)c)1〜6重量%の量の、一般式CH2 =C(R)-CO-X-R3[式中、-X-は酸素または-NHまたはNR4 (ここでR4 はアルキル基)、R3 は、1〜2個の第3級窒素原子を有するアルキル基]d)1〜9重量%の量の、一般式CH2 =C(R)-COOR5(式中、R5 は、ヒドロキシルおよび/またはアルコキシル型の酸素原子を有するアルキル基)
請求項(抜粋):
分散作用を有し、フルオロエラストマーとの相容性があり、基本的にコポリ(メタ)アクリレートからなる、粘度指数を改良する重合体添加剤であって、該コポリ(メタ)アクリレートが、不活性溶剤中で、a)0〜19重量%、好ましくは0〜10重量%の量の、一般式(I)CH2 =C(R)-COOR1(式中、Rは-Hおよび-CH3 から選択され、R1 は直鎖または分枝鎖のC1〜C4 アルキル基から選択される)を有する(メタ)アクリレート、b)85〜98重量%の量の、一般式(II)CH2 =C(R)-COOR2(式中、Rは上記の意味を有し、R2 は直鎖または分枝鎖の、6〜25個の炭素原子を有するアルキル基から選択される)を有する(メタ)アクリレート、c)1〜6重量%の量の、一般式(III)CH2 =C(R)-CO-X-R3[式中、Rは上記の意味を有し、-X-は酸素または-NHまたはNR4 (ここでR4 は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基である)であり、R3 は、合計4〜20個の炭素原子を有し、1〜2個の第3級窒素原子を有する直鎖、分枝鎖または環状のアルキル基から選択される]を有する(メタ)アクリレート、およびd)1〜9重量%の量の、一般式(IV)CH2 =C(R)-COOR5(式中、Rは上記の意味を有し、R5 は、4〜20個の炭素原子、および1〜2個の、ヒドロキシルおよび/またはアルコキシル型の酸素原子を有する直鎖、分枝鎖または環状のアルキル基から選択され、用語アルコキシルは-OR6 基を意味し、R6 は直鎖または分枝鎖のC1 〜C4 アルキル基である)を有する(メタ)アクリレートを含んでなり、成分(a)〜(d)の合計百分率が100に等しいモノマーの組成物の共重合により得られることを特徴とし、この重合可能なモノマーの組成物がさらに、(d)の(メタ)アクリレートの酸素の当量と(c)の(メタ)アクリレートの窒素の当量の比が1/1〜2/1であることを特徴とする、重合体添加剤。
IPC (4件):
C08F220/18 MMC ,  C08F220/26 MML ,  C08F220/34 MMQ ,  C08L 33/10 LJF
FI (4件):
C08F220/18 MMC ,  C08F220/26 MML ,  C08F220/34 MMQ ,  C08L 33/10 LJF
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-100099

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